先日紹介したブルースターの開花が始まりました。
今年初めての開花は昨日の5月19日。
朝からの雨の中、ベランダをのぞくと2輪のブルースターが開花していました。
都内だと開花は5月中旬前後。
もちろんその時の気候によって多少の違いはありますが、だいたい5月中です。
ちなみに去年の我が家の初開花は5月10日が初開花です。
ところが同じ都内でも環境が違えば4月初めには咲きだすブルースターもあります。
開花期間も長くそのブルースターは今年の1月位まで咲いていました。
また、天敵のアブラムシが発生しやすいブルスターにとって、頼りになる見方とアブラムシの発生を抑制する自然農薬も紹介します。
ブルースターの鉢植え早く咲かすに地温をあげる
ベランダでブルースターを早く咲かせるには、寒さを防ぐ温室やビニールで囲うのが一番だと思いますが、ブルースターの地上部までを囲わなくても、鉢の部分を何かで覆おうかして、鉢の中の土を温度を下げないようにすれば早く咲くんだろうなと思います。
そして鉢のサイズは、長くまっすに伸びるブルースターの根に合わせ、深く伸びるように深めの鉢に植える。 ブルースターの根は長くまっすぐに伸びるからです。
何当たり前のことを言っているんだよ!思いますが、地植えのブルースターと比較してみますね。
上の画像ですが今年4月2日に撮影した都内某所の地植えのブルースターです。そして下の画像が本日の5月20日に撮影したその後です。
満開です!
我が家のベランダのブルースターとかなり違いが分かると思います。
育った年数が違うので株の大きさは断然違いますが、花の咲き具合が全く違いますね。
地植えのブルースターは根が生えている場所はアスファルトの駐車場と塀の隙間のわずかスペース。
たぶん鉢植えのブルスターの種がこの隙間におちて、そこに根を張り毎年花を咲かせてるようになったのでしょう。
アスファルトの厚さは5~10センチぐらいではないかと思います。このアスファルトが寒さや暑さを遮断し、年間の地温がある程度一定の状態であるのでしょう。
なので地上部が冬の寒さにあたってもアスファルトの下はそれほど地温が下がっていないと予想します。なので、鉢植えで早く咲かすには土の温度を下げないようにすることです。
切り花で購入するとブルースターは草花の分るに含まれますが、画像を見れば茎の部分が木質化しているのが分かると思います。
原産地の南米だと草花ではなく、ハイビスカスのような木の状態になっているのですかね。
ブルースターの天敵と見方
今日のわずかに雨が上がった時間にブルースターを見ると、こんな有様になっていました。
ブルースターの天敵はアブラムシです。油断するとすぐ現れます。
つい先日アブラムシが発生したとき、テントウムシが現れパクパクと食べて駆除をしてもらいましたが、今日は現れていません。残念!!
アブラムシの天敵はテントウムシで、ガーデナーにとっては可愛い見方です。
5鉢ある中で2鉢がアブラムシの襲撃を受けています。
昨日は雨だったので、たぶん雨が上がった一夜のうちに現れたのでしょう。
農薬のオルトランを使えば効果てきめんですが、水攻めして手で落としながらそのあとにストチュウ水をスプレーし防除します。
このストチュウ水は自然農薬で無農薬で野菜などを作る時には重宝します。殺虫剤ではないので完全なアブラムシの殺虫効果はありませんが、抑止効果はあります。
何回も繰り返して発生を防ぎます。
ブルースターは食べ物ではないのでオルトランを使っても良いのですが、ストチュウの効果も見てみたいんですよね。
テントウムシが早く来てくれないかな。
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