ブルースターは種から増やすのが確実で手っ取り早い。
ですが、
市場に出ているブルースターの鉢物は、一つの品種だけです。
今切り花市場に出ている品種ではありません。
なので、
好きなタイプのブルースターを、切り花から挿し木で増やすことにしたんです。
しかし、
根を出すのが難しく、1年たってもやっとこの状態に……
ブルースターの切り花を挿し木で1年後!
昨年4月にブルースターを挿し木にして1年後の現在が下の画像になります。

挿し木の株元から数枚の葉が申し訳なそうに、ちょこんと除いています。
このブルースターは我が家にある種から育てたブルースターとは違う品種で、去年の4月娘に贈られた花束の中に入ってたブルースターです。
ブルースターの品種名は、たぶん「ピュア―ブルー」。
花弁の先が丸くふっくらとしたタイプで、流通量が一番多いですからまちがないと思います。

ブーケタイプの花束なので、茎が短いので挿し木は2本分しか取れません。
一昨年ブルースターの挿し木に挑戦しましたが、見事失敗しています。そして今回、昨年から1年経ちましたが2本のピュア―ブルーのうち1本が何とか成功しました。
ブルースターの挿し木長い道のりで、1年経過してやっと芽が出てくれました。
ブルースターの挿し木 1年の記録
子どもがもらったブーケの花束はショートブーケタイプなので、もともとの枝が短い。
これでやっと何とか2本挿し木用の枝が取れ、メネデール入りの水につけた状態です。

このブルースターの挿し穂を赤玉土の小粒で作った挿し床に挿し木をした画像が↓。

この赤玉土の小粒100%が、そもそもブルースターにとって合わなかったのかもしれません。
そして、2ヶ月半経っても葉の色には冴えがなく瀕死状態。このままではアカンと思い挿し穂を抜いてみれば、根は1本も出ていません。


野菜・花用の培養土に植替え、そこからまた2カ月たってようやく新葉が出てきたところです。

このまま順調に伸びてくれると感じたのが、そこから半月後の9月に入ってから。

2本のブルースターから新葉が伸びていく予感がしましたが、それは予感だけで終わったと感じたのが冬に入った12月。

葉は落葉して一枚も残らずはかない状態。
ブルースターは冬季には全部の葉が落葉しますが、少し早い。
同じ日にアイビーの鉢に、従来のブルースターのこぼれ落ちた種から成長したブルースターは落葉していません。

これで終わったな、ブルースターはと思いましたが、茎元がわずかに青みがかっているので根はしっかりと残っているのではと、一縷の望みを持っていました。
年明けて3月になっても何ら変わりはありませんでした。
3月後半になって株元から青い芽が出ていましたが、茎からではなかったので雑草の可能性もあるのでぬか喜びはしません。
4月に入ってからブルースターの特徴ある葉だと確信しました。
なんと一年経って、やっとこの成長です。
ブルースターの白を挿し木!
ブルースターの種類に白のタイプがあります。
ホワイトスターと呼ばれ、品種名はたぶんマーブルホワイトだと思いますが挿し木に挑戦しました。

花屋さんにいた頃は、白・ブルーともに買っていました。
ブルーの花は全体に少なく貴重ですが、ブルースターの白もアレンジメントにはよく使い、お供えにも、ほかの用途でもオールラウンドに使えて便利で個人的にも好きな花です。
1リットルの紙パックにバーミキューライトで挿し床をつくり挿し木に!

発根しやすくなるように、活力剤のメネデール100倍液の中に1時間ほどつけて、発根促進剤のルートンをカット面に塗って挿し木をしています。
どちらも活根剤なので一方だけで充分なのですが、発根しやすいように挿し木ではいつも両方使っています。
果たして根が付くかどうか?
ブルースターも1年かけて葉が伸び始めるくらいなので、ホワイトスターの挿し木もかなりの難易度が高いと思います。
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