カサブランカがぐんぐん成長し蕾が見えてきました。
まだ先端にある蕾は形を形成し始めたところ。
それでも数えると7輪のつぼみを確認し、期待が一気にふくらみましたが、心配ごとも発見しました。
カサブランカの葉に問題が……
カサブランカに蕾7輪、開花が楽しみ
カサブランカのつぼみがようやく形になってきています。
数えると7輪のつぼみが確認できました。
先端のつぼみはまだ形になっていませんが順調にいけば、今月中旬ぐらいに開花するんではないでしょうか。
カサブランカの鉢植えの場合、つぼみは7輪以上つくのは珍しくはありません。球根の大きなものであれば10輪ぐらいも付く時があります。
一昨年に鉢植えしたカサブランカの球根は、今年植えたものよりも小さかったのか3輪しか咲いていません。
植え方にも問題があったかもしれませんが、それでも球根がしっかりとしていれば5輪以上のつぼみは咲きます。
今年は7輪の花が楽しめるわけです。順当に行けばの話ですが…
何を心配しているかというと、カサブランカの葉に原因があります。
カサブランカにウイルスがいる!
画像を見ていただくと分かりますが、葉の色にムラがあります。
濃い黄緑色の葉が、よーく見ると色の抜けたところがあります。
これは多分モザイク病ではないかと思います。ネット上には検索するとモザイク病にかかったカサブランカの画像が出てきますが、我が家のカサブランカまさにその疑いがあります。
深刻度は今の葉の状態を見る限り重病ではありませんが、今後のモザイク病の進行ぐあいでは花にも影響が出る恐れがあります。
モザイク病の原因のほとんどが、モザイク病のウイルスに罹患したアブラムシによるものです。
一カ月ほど前、まだつぼみが確認できる前にカサブランカの先端にアブラムシがたかっていました。とりあえずストチュウ水や酢水を使ってアブラムシの駆除をしていましたが、早めにオルトランの薬剤をまいとけばと後悔しています。
ただユリの場合、市販されている球根のほとんど100%近くモザイク病のウイルスを持っていると言われています。
ウイルスを植物内で持っていても、発病するかしないかは土の中の状態や周りの環境によって変わってきます。
これって、まるで新型コロナウイルスと同じですね!
カサブランカのすぐ横に置いてあったのがアジサイの鉢植えです。
去年挿し木で増やしたアジサイですが、これが問題です。
画像を見ていただいても分かるように、アジサイの葉は完全にモザイク病にやられています。すでに葉もその影響でいじけてよじれています。
これにたかったアブラムシがカサブランカに移動したとも考えられます。
このアジサイはもう少し様子見たうえで処分する予定です。
モザイク病にかかったカサブランカは廃棄?
モザイク病にやられた植物は処分するのが普通ですが、花が咲くまで様子見します。
カサブランカの花が明らかにもモザイク病で異常な状態であれば処分しますが、影響が見られないようであればそのまま残し、ほかの植物に影響が出ないよう管理していきます。
そもそも売られているユリの球根のほとんどは、ウイルスに侵されていますので何とか発病しない環境、つまり土づくりをしていこうと考えています。
カサブランカよりも先に咲く大輪ユリ
カサブランカと一緒に植えた大輪系のユリ、通称オリエンタルハイブリットリリーと呼ばれていて、品種名ファロリトが一昨日と昨日の雨の中開花しました。
花をよく見ていただくと、ユリの花弁は6枚ですが9枚の花弁がついています。
ユリの花弁は通常はこんな状態です。
画像6枚
よく見ると内側に3枚外側に3枚とつに形に花弁があり、これらを花被片(カヒヘン)と呼びます。
内側3枚が花弁で内花被で外側3枚が萼(ガク)になります。なのでファロリトの3枚多く付いている花びらはガクになります。
花屋さんにいた5~6年前ぐらいから、大輪系のユリの八重咲が出回るようになりました。
仕入れ価格は通常のユリよりも高めですが、花もちは抜群に良かったです。
養分が当然多く必要とするから短命ではと仕入れた時に思いましたが、花もちは良かったですね。
八重咲とは言えませんが、我が家のファロリトどのくらいの花もちが良いか観察していきます。
また結果報告します。
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