昨年の今頃、花の終わった青アジサイを買って挿し木にチャレンジしてみました。
アジサイは比較的挿し木のしやすい植物です。
気を付けて管理すれば、かなりの確率で挿し木は成功すると思います。
昨年の梅雨入り後の6月後半に挿し木をしてからほぼ1年後の現在の状態や、挿し木を成功させる秘薬を紹介します。
アジサイの挿し木の方法!失敗しない増やし方
青アジサイの枝から挿し木に使ったのは7本。そのうち挿し木に成功したのは4本。その4本のアジサイの1年後の今日が下記の画像です。
半分以上の挿し木がうまくいきましたが、失敗したのは茎の長さ(挿し穂)が短かったの原因です。
去年のアジサイの挿し穂です。
挿し木にする本数を多くするため普通だったら1本使うところをカットして、挿し穂を2本にしたため状態が悪く挿し木がうまくいかなかった。
去年の6月に挿し木をしてから9か月後の今年3月の状態が上の画像になります。
挿し木が成功する秘薬
それでも半分以上に根が付いたのは、「ルートン」を使用したからです。
ルートンというのは挿し木をする時に使う、発根促進剤です。白い粉上の物で切口の断面にぬります。挿し木をする場合このルートンを使うとかなりの確率で挿し木がうまくいきます。
アジサイの種類が豊富な時期は5月初旬
アジサイの花の時期は梅雨の始まる6月頃になります。
園芸店やホームセンターに多く出回るのが4月下旬から5月上旬。アジサイはこの時期に大量に市場に出回ります。
アジサイは母の日の人気アイテム
ほとんどのアジサイが母の日の贈り物に合わせて出荷され、私が花屋さんにいた頃、母の日の贈り物ではカーネーションと同等かそれ以上の人気の花鉢でした。
珍しい花色や特徴ある花の形など、ここ10年の間にたくさんの種類が続々と市場に出荷されるようになったんです。
アジサイを挿し木をして増やすなら、この時期にアジサイを選んでみることをおすすめします。
また、母の日などの贈り物としていただいたアジサイを挿し木をして増やしてみましょう。
&アジサイの鉢植えの挿し木の時期は
アジサイの挿し木の時期は、一般的には花が咲き終わった6月ぐらいの梅雨時がおすすめです。
ですが、鉢植えの場合は母の日に合わせて出荷調整するので開花時期が早い。花が見終わるのは5月下旬ぐらい、早いタイプだと5月中旬ぐらいのアジサイもあります。
いずれも花の終わった5月中に挿し木をするのがおすすめです。
しかも早めに茎をカットすることで、来年の花が咲きにくいリスクは減ります。ただし挿し木をする時は茎の長さは長めにします。
できれば葉の付け根から6cm以上の長さにした方が成功の確率はぐっと良くなります。
母の日に気に入ったアジサイをいただいたらチャレンジしてみてください。
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