2年目のデンドロビウムの「エンジェル・ベビー グリーン・愛」が開花。
デンドロビウムに限らず花は可愛がりすぎると花が咲きにくいと言われます。
特にデンドロビウムはその傾向が強い。
花屋さんにいた時、お客さんから「デンドロの花が咲かないんだよ!」
これはよく言われる言葉です。
色々な原因がありますが、デンドロビウムは過保護にすると咲きません。
我家のデンドロビウムは厳しくしつけたので、2年目の今年も開花しました。でも、思ったよりも開花数は少なめです。
そして懸念していた高芽も付いてしまいました。
開花の状況や、高芽とは何ぞやという方ご覧ください。
デンドロビウムが開花
デンドロビウムの鉢は昨年の正月明けに購入し成人式ぐらいには開花していました。
生産者の温室内で栽培されてますので開花はもちろん早いわけで、今年は自然のままで栽培し最初の開花は2月28日。
花やつぼみは昨年の1/3ぐらいで、プロの生産者には当然かなわない。
昨年デンドロビウムは約2カ月間、順次咲いていきましたが、今年は花数が少ないので1カ月間花は咲き続けるのは難しいところです。
上の画像は3月2日で下の画像はそれから一週間後の様子になります。
まだ最初の花はピンピンしていますが、咲き続けていくか‥‥‥
昨年に比べると花は株の下部に集中し、上部にはありません。
本来この辺りに花が付くところに花芽のような物が付いています。
これがデンドロビウムの高芽です。
可愛がりすぎではなかったので、そこそこ花は咲いています。むしろ放置しすぎだったんですけどね。
デンドロの高芽は花のなりそこねか?
デンドロビウムのバルブ(茎)の上部に付く芽は高芽と呼ばれ花は咲きません。
バルブについた高芽の下から根を出してきますので、そこをカットしてデンドロビウムを増やしていくことができます。
本来であればそこは花芽になるはずだったのが、温度や水やり、施肥のタイミングなどで、花芽になる予定が葉芽(高芽)に。
デンドロビウムは低温管理しないと花芽が付きません。
花芽が形成されることを花芽分化と呼び、花芽分化させるためにはデンドロビウムを低温にあてます。一般的には14℃以下で2週間ぐらいで管理します。
我家のデンドロもベランダの直射日光に当たらない半日陰で11月後半ぐらいまで外に置き12月に入る前に室内に取り込んでいます。
花芽は付きましたが高芽が付いています。
デンドロの花芽をたくさん付けるには
デンドロビウムは今年何とか花芽を付きましたが、来年はもっと多くの花芽を付かせたいです。
昨年は植替え後はほぼ放置状態でした。
これは反省材料として、今年はしっかりと来年に向けてに花芽対策を行っていきます。
今年は次のことを試みます。
・植え替えはミズゴケではなくバークチップに
・夏までは日に良くあてる
・夏まで水を十分に上げる
・肥料をしっかりとあげる(春は骨粉入り油粕)(秋はリンカリ系肥料)
・5~6℃ぐらいの低温に3週間ぐらいあてる
この内容は今から30年以上前に購入した園芸の参考書に記載されたものです。
しっかりした内容なので、今年はデンドロビウムを何とか花芽をたくさん付けるように管理していきます。
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