バラの鉢植えの植替えの季節となりました。
夏以降は咲きぐあいがパッとしなかったバラたち。
来年に向けてしっかりとした花を咲かせるために、一部ネットのガーデニングユーザーで、評判の土や肥料を使って植え替えすることにしました。
通販で評判のバラ専用土も配達されたので、年末に植え替えをすることに‥‥‥
バラの株を鉢から抜いて根をほぐしてみてビックリ、青ざめました!
なんとバラの根にガン腫病のこぶの塊りを発見。‥‥‥さてっ、どうする!
バラがガン腫病に、鉢植えをどうするか?
ガン腫病は正確には根頭癌腫病(こんとうがんしゅびょう)という名前で細菌による病気です。
大輪系のバラ4種類の鉢植えのうち2種類と、ミニバラの1種類がガン腫病にかかっていました。
治療するか、処分するか!
ロイヤルサンセットと芳純(ホウジュン)の2種類とミニバラのソワレで、購入日は違いますが同じホームセンターで今年の3、4月に購入した苗です。
JAで昨年購入したブルーバユーと今年購入のジュリアはガン腫病にはかかっていません。
ロイヤルサンセットと芳純は同じ苗元ではないかと思いますが、もともと病気を持っていたかは分かりません。
それとも残念ながら我が家でガン腫病にかかったかもしれません。
悩んだ末大輪の2種類は治療せずに処分。
ミニバラのソワレは5株が1鉢に植えてあり、そのうちの1株がガン腫病に掛かってたのでその1鉢を処分することに。
ガン種苗にかかってないソワレがその後発病するかが気がかりですが、とりあえずその後の経過を見ることにしました。
バラがガン腫病になった原因は
バラがガン腫病になった原因を考えても、それを特定することは難しい。
考えられることとして、一つは初めからガン腫病に罹患していた。
もう一つは我が家でガン腫病になったか。
多分同じ苗元と思われるバラがガン腫病になり、違う販売ルートで購入したバラは無事という事から考えると、初めからガン腫病の細菌が入り込んでたことも考えられます。
また、同じホームセンターで同じ苗元と考えられるバラのグリーンローズ昨年末に購入。このバラがモザイク病に罹患されている疑いが濃厚になり処分し、懲りずに今秋新たにグリーンローズの新株を購入しなおしました。
モザイク病もガン腫病も、もともと土の中に細菌が含まれている場合が多く、健康な植物で免疫力があればそれらに罹患しない場合があるという事です。
細菌が侵入していて発病していない場合でも、我が家で植替え等の何らかの原因で免疫力が弱まりそこから発病したとも考えられます。
また、バラが細菌に侵されてなく我が家で何らかの原因で原因で発病したことも考えられます。どちらが原因であっても免疫力低下によりガン腫病にかかったり、促進させてしまったのは確実です。
バラのグリーンローズのモザイク病はカサブランカの球根から罹患したのではないかと思います。
画像ではモザイクがハッキリとしませんが、数日たつともっとはっきりとモザイクが現われました。
販売されているユリの球根のうち何割かがモザイク病に感染されているといわれています。症状が出て発病するのはわずかな球根です。
根頭ガン腫病も同じく販売されている何割が感染し、同じように症状が出るのが何割かと言われます。
健康な人間の場合であっても、一日3,000~5,000個のがん細胞ができて免疫細胞で死滅させています。健康な人の場合ではガンは毎日できては消えているわけです。
大事なことはバラなどの植物も健康な状態であれば、免疫システムでガン腫病やモザイク病の細菌が土中にいても防御したり、植物体に入り込んでも発病させない力➡免疫力で抑え込んでいると考えられます。
なので、植物は健康な状態を維持するために免疫力を高める必要があり、それには植物の生育を促す土が大変重要で免疫力をあげるための土づくりがポイントとなる。
では、どうやって植物が健康な状態を維持するための土づくりをすれば良いのか?
バラの植替えで高評価の専用土を使う!
バラの土づくりを自分で一から作るよりも、まずは評判の土を使うことにしました。
よもやバラがガン腫病にかかっているとは思わずに、発病が発覚する以前にバラの植替えではネットで評判の土や有機肥料等を使って、根の健康状態を最良にするためにネット注文していました。
それで注文していたのは、2つの会社の自社通販サイトからの購入で、残念ながら楽天やアマゾンでは販売されていません。
その土ではガン腫病やモザイク病を治療することはないと思いますが、その土などを使うことで最良の健康状態になるのでは期待しています。
その購入した土や肥料は↓
山本土づくり研究所の土
・土づくり研究所の土
・YAMAMOTO-X
画像:山本研究所
山本研究所は元バラ園 公園長の山本さんが発信しているYouTubeでおすすめしているバラの土と肥料です。
自ら長年の経験を生かして作り出したオリジナルの土と肥料です。
土自体は赤玉をメインにした水はけ、水持ちを良くした土でサイトの画像どおりのさっぱりとして土で、正直いうとこれでバラの生育が良くなるのかと驚いています。
肥料は植物性の有機質がメインのようで、かなり臭いが牛ふんの香りがしますが、表記には原料:植物性有機物となっています。
土づくり研究所の土を使ったバラは、ジュリアと白のミニバラです。
それぞれ研究所の土とYAMAMOTO-Xのみ使用です。
ソワレがガン腫病の発病がない株だけを使用していますが、同じ鉢の中の一つがガン腫病に侵されていたので発病が気がかりです。
果たして土研究所の土とYAMAMOTO-Xによる環境下で発病するのか今後の経過を見守りたいです。
木紅木 オリジナルバラの土
・木酢液「木紅木キクノール」
・オリジナルバラの土
・放射線菌馬ふんたい肥
・バラ専用キトサン液
この内、バラの植替えでは、ガーデニング愛好者に評判の木酢液を販売する「木紅木」(キクモク)が、オリジナル木酢液気クノールを使用した放射線菌入り馬ふんたい肥も含まれているバラ専用の土を使います。
この馬ふんたい肥には期待も大です。
オリジナルバラの土で植え替えしたバラは大輪系のブルーバユーです。
こちらの木紅木もガーデニングで人気のYouTuberカーメン君で取り上げられ注文が殺到し、注文してから3週間が経過しやっと入荷した土です。
メインとして継続して利用していきたいのは木酢液と活力剤のキトサン液で、バラがどのように生育していくか楽しみです。もちろんバラ以外でも使用していきます。
バラの植替えは土の配合で免疫力を高める!
それぞれのバラ専用の土を購入する前に、自分で各用土を配合し秋に買ったグリーンローズで植替え。
これは実験的に試そうと思い、土の配合で免疫力を高めバラが健康に育つようにしています。
今回はグリーンローズの配合とは変えて、木紅木の「オリジナルバラの土」をメインに配合し植替え。
新たに購入した大輪系バラのピンクフレンチレースと、プリンセス・サヤカ、ミニバラのグリーンアイスを「オリジナルバラの土」をメインに、それぞれ用土や配合を変えて植替えしました。
配合の割合は、赤玉中3:赤玉小3:オリジナルバラの土2:鹿沼土1:バーミキュライト1の割合に配合し、ピンクフレンチレースを植替え。
土づくり研究所の土と同じように赤玉メインにし、オリジナルバラの土をブレンドし、さらに水はけ水持ちを良くするために鹿沼土とバーミキュライトを選定。
同じく、木紅木のオリジナルバラの土5:赤玉小2の割合でプリンセスサヤコを植替え。
また、木紅木のオリジナルバラの土3:赤玉小1:YAMAMOTO-X1の配合でミニバラのソワレを植替えしています。
さらに切り花から挿し木をしたイブ・ピアッチェを、木紅木のオリジナルバラの土5:赤玉小1を配合し植替えしています。
以上の全部のバラを植替えし、並べたバラの画像が下記になります。
また、特に有機栽培にこだわるわけではありませんが、バラの免疫力を高めるためになるべく化学肥料を避け、消毒もできる限り木酢液の木紅木キノトールやキトサン液を使って農薬をできるだけ避けるようにしたいと考えています。
果たして、ちまたの評価通り生育するか新年度は見守っていき、病気や害虫に天然成分だけでどこまで頑張れるか成長記録をのせていきますので、ご期待?ください。
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