沈丁花の植替えは花の咲き終わった3~4月頃か
もしくは秋の10月位が一般的でおすすめの時期です。
実際に昨年は花が咲き終わった3月後半に植替えをしています。
ですが、今年はなぜか待ちきれずに大寒の一日前に植替えを行いました。
枯れるのを覚悟…というか、絶対に枯れないと思っています。
植替え後、一週間たった今の状況を紹介します。
それと、昨年剪定した沈丁花の結果がどうなったかも合わせて、興味ある方はご覧になってください。
沈丁花の植替えを大寒に行う!枯れるか?
沈丁花は昨年の3月後半に植替えしています。
今年も花が咲き終わった時期に植替えをすればよいのですが、なぜか我慢できずに1月19日の大寒前日に植替えを実行!
一週間が経過した今も沈丁花は枯れてはいません。
今後も植え替えが原因で枯れることはないと思います。
沈丁花の植替えで失敗しない理由は
沈丁花はあまり植替えを好まない植物です。
根が浅く水分を吸収するひげ根が少ないため、植替えする時にひげ根を切断したりすると水分の吸収が悪くなり枯死してしまう。
であれば、根を崩さずに根鉢のままで植え替えすれば良いわけです。
その結果上の画像のどおり全く枯れる様子はありません。
沈丁花の植替えは根を崩さす植替えすれば失敗しない確率はあがります。
沈丁花の植替えで土は
沈丁花の植替えで使った土は
・培養土(花鉢用)1
・バークたい肥 2
・赤玉小 3
右の数字が比率になります。
鉢のサイズは6号から7号鉢に植替えしています。
8号サイズでもよかったのですが、来年の植替えのためにワンサイズだけにしています。
植替えした時の根の画像になりますが、沈丁花の根は主根というか側根が良く張っているのが分かると思います。
根を切らずに、土をほぐして植え替えしたいのですがハードルは高そうです。
沈丁花の剪定について、昨年は
側枝を増やし花芽を多く付けるためには剪定が必要です。
昨年買ったときには花芽(かたまり)が4か所ありましたが剪定した結果、今年は9芽に増えました。
沈丁花の剪定はとくに難しくはなく、花が咲き終わったその下部をカットします。
カットした枝の下から二つの新芽が伸び、どちらかの枝に成長がかたよりバランスよく平均的に二つの枝は伸びません。
その理由は、頂芽優勢が原因と思われます。
頂芽優勢(ウィキペディアより)
沈丁花の形を丸くする場合は、この法則をふまえて剪定しないと形は真ん丸くまとまりません。
三か所の剪定したところは、ほんの少しでも上にある方側芽がどんどん伸びていきます。
例えばバラ等の場合も同じく頂芽優勢を感じる植物ですが、沈丁花のように剪定した枝下の近いところに二つの新芽が出ることはあまりありません。
沈丁花は葉の脇から新芽が出ます。バラよりも葉と葉の間の間隔が狭く必ず二つ葉の脇から新芽が出ます。
頂芽優勢を利用して伸ばしたい方向の新芽が伸びるように剪定の場所を決める必要があります。
今年の剪定はそれをふまえて剪定しないと形は丸くならないことが分かりましたので挑戦します。
沈丁花の鉢を昨年1鉢処分した理由
実は昨年白の沈丁花を買った後で、一般的な花の沈丁花も欲しくなり購入しました。
購入した時点では何の症状もなかったのですが、植替えしてからしばらくたった5月末にショッキングなことに‥‥‥
沈丁花の葉がランダムにまだら模様の斑入りの葉のような状態になっており、これは間違いなくモザイク病です。
植替えした土に原因があるかもしれません。バラやカサブランカがモザイク病で処分したので再利用した土などがその原因かもしれません。
と言うわけで残念ながらもう一つの沈丁花は泣く泣く処分しました。
一昨年のカボチャから始まったモザイク病のウイルスを何とかしなければと、昨年末から土を耐病性の強い有機物の多い土に変えています。
果たして今年はどうなるか心配ですが、何とかモザイク病やガン腫病にかからない土づくりを目指しています。
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