ハーブの中で一番人気のバジル。
パスタやピザでよく使いますね。
スーパーで買うよりも自分で育てたバジルを使いたい方はけっこう多いのではと思います^^
バジルは種でも苗でも100~200円ぐらいで販売されています。
そんなバジルの種から育てた場合と、園芸店等で売られているポット苗からの両方育てみました。
実際にはバジルを育てる目的によって種か苗なのか違ってくると思いますが、どちらがベランダで育てやすいかを目的で観察しながら栽培してみます。
まずは種の購入から種まきのタイミング等からお話ししていきますね ♪
バジル栽培に興味のある方はぜひご覧ください^^
バジルの種は100均で売ってるよ!
肝心なバジルの種をどこに売っているか?
お花屋さんや園芸店、ホームセンター、スーパーなどでも売られています。
そして、100均でも販売されています。
お近くの100円ショップに立ち寄ってみて下さい。
私が買ったのは近くにある100均のダイソーです。
種が2袋で100円でしたのでカモミールの種も購入し、ついでに鉢も一緒に購入。
別に鉢やプランターが無くても、工夫してペットボトルや牛乳パック、スーパーで売られているミニトマトなどの容器等を利用してもできますよ。
バジルの種まきの時期はいつが良いの?
バジルの種まき時期は、東京周辺でベランダ栽培の場合には4月中旬以降がおすすめです。
ビニールなどであえて加温しない場合です。
これは、特に収穫時期を急がないよ!種から育てたいという方が種から栽培する場合です。
早くバジルを収穫したい方は冬の時期でも可能ですが、室内でそれなりの温度管理等が必要です。
特にそういう面倒くさいことは避け、室外(ベランダ)でという方は4月中旬がおすすめです。
その理由というのは次におお話ししますね ♪
バジルの種まきの方法は
バジルの種まきの方法はいくつかあります。
その方法とおすすめのバジルの種まきをお伝えしますね。
特に難しくはありません。誰でもできますのでご安心を。
種まきについて
バジルに限らず野菜の種のまき方として、すじまき、点まき、ばらまきがあります。
バジルの場合は点まきがおすすめです。
●バジルのおすすめの種まき
1 小さな3~4号サイズの鉢か、ポットの2.5~3号ポットを用意します
2 土は野菜用の培養土で鉢・ポットの7割ぐらい土を入れる
3 中心部に直径1センチぐらいで深さ3ミリ程度のくぼみを作る
※マッキーの油性ペンの細い方のキャップの先を土に挿してくぼみを作る。なければペットボトルのキャップを使用でも可。
4くぼんだ 中心部にバジルの種を3粒程度まく
5 まいた種の上に軽く土をかける
こんな感じで種まきをします。
培養土が湿ってなければあらかじめ水で湿らせておきます。
なお、点まきは成長の良い芽に絞って間引きする場合や、間引きせずに三つとも伸ばすやり方があります。
ちなみに私は横長小さな鉢(プランター)に一粒一粒間隔をあけてすじまきにしています。
種を無駄にしたくないので一粒ずつ間隔をあけています。
無駄がなくすべてのまいた種を効率よく生かしたいからです。
バジルは好光性種子です
バジルの種は光を好む性質で、このような種のことを光好性種子と言って、土の中に種を埋めてしまうと発芽しにくくなります。
種まきの5で「まいた種の上に軽く土をまく」 としているのは、バジルは光が大好きなので薄~く土をかぶせ軽く光が当たるようにするためです。
であれば、土を種の上にまかなければいいじゃん!と思われそうですが、バジルの種は乾燥が苦手なので湿った土で種を軽く覆うようにする必要があります。
また風などで舞ってどこかにとんでいかない効果もあります。
たまに前年のバジルのこぼれ種が翌年に芽を出すこともありますが、だいたいは土の表面であれば風に舞ってどこかにとんで行ったり、乾燥でダメになってしまいます。
また水のあげすぎで加湿過ぎてダメにする場合もありますので、土の表面が軽く乾いたら水をあげてください。
バジルの種から発芽する温度は
バジルが発芽するには平均して気温が20℃以上が必要です。
東京周辺だと平均してこの気温になるのは4月中旬ぐらいからになります。
もっと早くバジルの種をまいても問題はないのですが、…例えば冬の寒い時期でも、ただ種から芽が出るのは大分先になります。
早く巻くと忘れてしまうこともあるので、その場合はラベルに書いて挿しておきます。
と言うわけで我が家でも4月16日にバジルの種をまいています。
ちなみに室内で育てた場合と室外で発芽の違いはどれくらいの差があるか実験してみました。
バジルの発芽
室内に置いたバジルはちょうど一週間後に双葉の芽を出しました。
ベランダに置いたバジルの鉢植えはそれから8日後に芽を出したところです。
このまま室内と室外で育てていけば良かったのですが、二週間ほどでベランダに出しました。
室内だと水やりの管理が大変になるので、二つの鉢ともベランダで育てることにしました。
後になって少なくとも1か月は室内と室外の別々に育てていれば、違いがはっきりと分かるのにと後悔。根性なしですね。
バジルの発芽から1か月
バジルの発芽から1カ月目の画像です。
やっとポット苗で販売される頃の大きさになりました。
これは一週間室内で育てた種になります。
室外でずっと育てたバジルの画像が下記の画像の右側です。
左側のバジルは、ポット苗のバジルを挿し木したものです。
二週間だけの差ですが意外と大きさが違います。
こんな感じで種まきをします。
培養土が湿ってなければあらかじめ水で湿らせておきます。
なお、点まきは成長の良い芽に絞って間引きする場合や、間引きせずに三つとも伸ばすやり方があります。
ちなみに私は横長小さな鉢(プランター)に一粒一粒間隔をあけてすじまきにしています。
種を無駄にしたくないので一粒ずつ間隔をあけています。
無駄がなくすべてのまいた種を効率よく生かしたいからです。
バジルの苗をホームセンターで購入して育てる
バジルの苗をホームセンターで購入しました。
近くの花屋さんで買った方がいくらか安いのですが、肥料や他のものも一緒に購入するのでシマチューで苗をゲット。
ちなみに園芸市場ではバジルの苗は一年中出まわっています。
出荷量はかなり少なくなりますが、真冬でも大田市場には出荷されていました。
ただし冬に育てるには最低でも10℃以上なければ枯れます。バジルは日本では一年草ですが、原産地の東南アジアでは気温が高いので宿根草扱いです。
画像の苗はスイートバジル3号ポットです。
一番多く販売されているバジルの種類ですね。
バジルの苗の選び方
バジルの苗の選び方についてお話しします。
一番注意することは、
1 苗がしっかりとしてヒョロヒョロしていない苗。
2 葉と葉の間の節間が詰まった苗。
3 葉の色が緑色になって、下の葉が黄色や黄緑色になっていない苗。
バジルの苗は以上の3つが該当していれば、まず問題ありません。
バジルの苗はだいたい3種類ぐらいのタイプが売られています。
種のまき方が違いがあります。
今はあまりないですが、種一粒だけでピンチ(摘心)して脇芽を増やしている苗。
ポットの中心に点まき(3~5粒ぐらい)してある苗。
一ポット全体にばらまきしてある苗
今は半分以上が点まきタイプの苗が多いです。どれを選んでも上記3点が該当していればOKです!
ずいぶん前はバラまきのバジルの苗がけっこうあったので、その苗を購入してから3~5つぐらいに分けて植え替えていました。
バジルの苗を植え替える
バジルの苗を買ったら早めに植替えします。
私のやり方はポット苗は3号なので、まずは5号サイズに植え替えてます。
伸び始めるとバジルの成長は早く、小さな鉢だとあっという間に鉢に根がまわってしまうので、5号サイズに植替えしたら1カ月ぐらいで二まわり以上の大きさに植え替えています。
そしてバジルの成長に合わせて8号か10号サイズの大きさに再度植替えする手順にしています。
このとき何が一番大事かというと
バジルの育てている環境によって茎の伸びぐあいと根の成長に違いが出てきます。
気温が高くなって日当たりが良くなると(5~6月)とても成長が早く、6月後半に花を咲かせる場合がありますのでご注意ください。
バジルの苗の増やし方
バジルは挿し木で簡単に増えます。
種から苗でもポット苗から育てたバジルでも、20センチぐらいになったら茎をカットして挿し木で増やしていきます。
このカットすることを摘心(てきしん)、ピンチとも呼びます。
カットする位置は葉の1~2センチぐらい上の茎をカットします。
一週間ぐらいでカットしたところから根が生えてきます。
伸びた茎を摘心することで葉の脇芽から新しい茎が伸びてきます。
そして、その伸びた茎もまた伸び始めたら摘心していきます。この繰り返しでバジルは無限に増えていきます。
摘心したバジルの茎は挿し木にして増やしていきます。
その挿し木で増やしたバジルから摘心を挿し木を繰り返していくと、1株から限りなくバジルを増やすことが可能です。
摘心したバジルの茎は5~6月ぐらいの気温ですと、水に浸けて一週間で驚くほどに発根します^^
バジルを種から育てる!苗からの栽培と比較してみるのまとめ
かなり長くなりました、バジルを種から育てる 苗からの栽培と比較してみると
ベランダで育てるには苗から育てた方が簡単です!
種は袋に300粒ぐらいは楽に入っています。
畑でバジルをたくさん育てたいならば、種からの栽培をすすめますがベランダ栽培ではバジルの苗から育てることをおすすめします。
けっこう使うという方でも3つぐらい買って挿し木をして増やしていけばかなりの量になりますよ ♪
ハーブの中で一番人気はダントでバジルです!
これは、当時花屋さんに勤務していたころの経験からいえます。
ポットにバジルの種を植えてベランダで育て、お店で販売したこともありました。
ほぼ完売でした。そんな経験もしています。
ぜひバジルの栽培にチャレンジしてみてはいかがですか^^
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