ブルースターの種取りは
花が咲いた後に一鞘(さや)だけ残します。
それを忘れると次の花は見られません。
実際に花がら摘みの処理をしなかったブルースターの鉢植えを紹介します。
つぼみが出てこなくてブルースターの花が楽しめませんでした。
花が咲き終わった後の花がら摘みをさぼったための失敗です。
一か月が無駄になりました。
ブルースターの種取り忘れたらこんなことに
画像を見ていただくと分かりますが、ブルースターは花がら摘みをしないと新しくつぼみは付きません。
花が咲き始めてから約1カ月、一切花摘みをしなかった状態の結果です。
子孫を残すため、ブルースターのエネルギーは種を作るのに集約され、新たに花のつぼみを作らなくなります。
花芽を付ける時は一つだけではなく、いくつかつぼみを付けます。
最初の花が咲き終わるとしばらくして小さな鞘ができます。
ある程度鞘が大きくなるまでつぼみは増えていきますが、鞘が一つだけでなく順々に花が終わったものが鞘になっていきます。
これを放置しておくと、いつの間にかつぼみは付かずにブルースターの鉢には鞘だらけの花のないブルースターに変わります。
ブルースターの大量の種を採ることが目的の場合はそれは意味あることですが、花を楽しむのならそれはやめた方が良いです。
ブルースターはいつの間にか花が咲かずに鞘だらけになります。
ブルースターの種を採取するなら一鞘だけ残す
ブルースターの種取りをする場合、は花が咲き終わった後にできる鞘を一つだけ残してすべて花がらを摘みます。
花摘みを忘れる時もありますので、花の終わった後にできる鞘にはじめて気づくこともありますが、その時点でもよいので鞘は一つだけ残してカットします。
画像はブルースターの1鉢から取れた鞘になります。
ひとつの鞘の中にはおおよそ100近くの種が入っています。
ブルースターは1本に花は順々に咲いていき1カ月ぐらいで1枝に20輪~30輪ぐらい咲きますので、一株から3~4本ぐらいであればかなりの数になります。
花が終わった後に何もせずに放置していると、半分以上の鞘に種を付けるのでそのまま放っておけば相当な数の種が取れます。
自宅などの庭や鉢植えで増やすなら一鞘あればお釣りが来るくらいの量になります。
小さな鞘でも60~70個の種が入っています。
鞘の中のブルースターの種は画像の真ん中、「つくし」のような形で収まっています。鞘が破裂すると左側の「たんぽぽ」状の形で空に舞い子孫を増やしていきます。右側はふんわり状の物をとったブルースターの種です。
咲き終わった鞘の大きめの鞘だけひとつ残して、その中でも種が大きめのを選別して残し種まきすればよいです。
ブルースターは早く鞘を摘み取った方が花を多く楽しめる!
では実際に花がらを早めに摘み取ると、どれくらい早くブルースターのつぼみができるか実際の画像が以下になります。
花がらを摘み取って3週間後の画像で、葉の脇芽から新しく枝が伸び先端に花芽が付いています。
この鉢もある程度鞘がが大きくなってから鞘をカットしています。
株の大きさで枝の伸びぐあいも違ってきますが、鞘は早めにカットした方がブルースターの花をたくさん楽しめます。
コメント