ベランダで栽培している鉢植えのかぼちゃがうどん粉病で大変なことになっています。
いろいろと対策を立て農薬を使わずに何とか持ちこたえていましたが、この梅雨の長雨で一つだけ実の付いたかばちゃの鉢植えが枯れる寸前です。
果たして、このかぼちゃの実は収穫できるのか心配です。
このまま無事育つのか・・・・
ベランダで鉢植えのかぼちゃ栽培をされている方うどん粉病には気を付けてください。
かぼちゃのうどん粉病対策にはストチュ水の効果は
梅雨の長雨でかぼちゃが悲惨なことになっています。
現在のかぼちゃの鉢植えの状況です。
もう風前のともしび状態で、どう見ても助かるようには見えません。
かぼちゃの実は見た目にはうどん粉病に直接被害にはあっていないように見えますが、葉はほぼ全滅です。
伸びる先端の芽も枯れた状態で、どこから新しい芽や葉が出てくる期待も全くないですね。
もちろん何の対策をしてこなかったわけではなく、自然農薬のストチュ水や酢水の散布をおこなってきましたが、うどん粉病には勝てませんでした。
ストチュウ水などの自然農薬と呼ばれるものは、病気予防の効果はあるが病気かかればあまり効果はないといわれています。
それは分かっていたのでうどん粉病が現れる前からストチュウ水を散布していましたが、うどん粉病は防ぎきれませんでしたね。
上の画像は6月30日のかぼちゃです。この時はまだうどん粉病の状態にはなっておらず、僅か2週間ぐらいで長雨の影響を受けてあっという間に病状が広がりました。
今年の7月はほとんど雨か曇りで、晴れ間は2、3日ぐらいしかなかった天気でしたので不運も重なったと思います。
キュウリのうどん粉病に効果があった酢水の効果は
一昨年キュウリの鉢植え栽培していた時に、やはりうどん粉病が発病し酢水ですごい効果があったので、かぼちゃでも試みましたがキュウリのようにはいかなかったです。
●濃すぎた酢水がきゅりのうどん粉病に効果!
酢水がうどん粉病に効果がある聞きかじり、食用酢の穀物酢を10倍くらいに水で薄め、うどん粉病になったキュウリにスプレーしたところ翌日にはうどん粉の白い粉が消えていました。
その代わりうどん粉病にかかっていた部分の葉は真っ白に脱色された状態。
もしや、酢水が濃すぎた?
ネットで調べると酢水をうどん粉病の予防などで使う場合は30倍~50倍で薄めて使うと紹介されていました。
明らかに殺菌効果が強すぎてキュウリの葉を脱色したのだと思います。
でもその当時の記憶ではうどん粉病に侵された部分の範囲が主に真っ白くなっていたので、うどん粉病にかかっているところを狙い撃ちすればいいのでは経験上知ったので、今回のかぼちゃにスプレーしてみましたが、キュウリのような効果はありませんでした。
キュウリの時は今年みたいな梅雨の時期とかぶっていなかったと記憶しています。
やはり長雨のタイミングでは自然農薬と呼ばれるものは効果は期待できないという事が分かりました。
単独に鉢植えしたかぼちゃの内、実の付いた1鉢は葉がもうないに等しいのですが、ほかの2鉢がうどん粉病にはかかっていますが先端の芽やまだ罹患していない葉もあるので助かる見込みはあります。
かぼちゃのうどん粉病に期待できる!ニームって何?
かぼちゃに限らずうどん粉病にはストチュウ水や酢水ではあまり効果は期待できません。
化学薬品を使った農薬しか効果はないのかと諦めていましたが、効果のありそうなものが調べたら出てきました。
それは植物の「ニーム」の成分から抽出した、ニームオイルとニームケーキです。
ニームはインド原産のインドセンダントいう常緑樹です。
インドでは古くからニームの木の樹皮や実、葉を使って薬として利用しています。
害虫にとても効果があると言われており、購入者の口コミレビューにも高評価を得ています。人間や動物には害がなく、ベランダで野菜を育てている方にはおすすめのようです。
ペットや小さなお子さんがいらっしゃる家庭にはおすすめだと思います。
ニームの種を絞ったオイルは害虫の忌避剤としてかなり効果があるようで、絞り撮ったカスからニームケーキと呼ばれる粉末状の物をまくと、アブラムシやコガネムシの幼虫にも効果があるようです。
コガネムシやアブラムシにも困っていたので、さっそく楽天で購入しました。
届いたらすぐに利用してみます。
葉のないかぼちゃが助かることは無理かもしれませんが、他2鉢の感染が拡大しているかぼちゃの鉢植えは助かるかもしれません。
ニームを使って効果があったか、なかったかは後日紹介していきます。
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