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カサブランカのピンクが開花!大輪ユリが初入荷の思い出と花言葉と

ユリ
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昨年購入したピンクのカサブランカがようやく開花。

カサブランカより2週間遅れ、ピンク色と言っても淡い色合いのピンクです。

高温が続き葉も日焼けし開花が危ぶまれましたが、何とか開花に繋げてくれました。

そんなピンクのカサブランカについて花言葉なども含めて紹介します。

カサブランカのピンクの名前はプーケット

タイトルの通り、ピンクのカサブランカの品種名は「プーケット」。

淡いピンク色で白に近い色からグラデーションで薄いピンク色の花です。

2022年7月10日 ピンクのカサブランカが開花

先日も紹介しましたがカサブランカはスペイン語で「白い家」で、大輪の白い花からとった品種名です。

総称として大輪系のユリはカサブランカと大雑把に言っているだけで、花の咲き方や形なども違っています。

このプーケットは比較的咲き方がカサブランカに似た咲き方でて、天に向かって咲く品種が多い大輪系のユリの中ではカサブランカに似てまして、茎に対して直角にむいて咲きます。

2022年7月10日

購入した時に球根を見ると球根二つが一つになっている状態で、球根の双生児という感じです。

茎が二本真っ直ぐに伸び、どちらもつぼみが10輪ついていますがカサブランカに比べると輪の大きさが小ぶりです。

カサブランカの名前を付くと売れやすい

このプーケット切り花としても市場に出ていました。

お客さんの中では大輪のユリを全ての名称をカサブランカと勘違いし?ピンクのカサブランカ、黄色のカサブランカと言われて購入される方もいらっしゃいました。

球根の生産元でも、あまりなじみのない品種名よりもカサブランカのピンク・黄色でラベルに表示した方が売れやすいと判断するのも分かります。

2021年11月5日 ピンクのカサブランカの球根

中には同じ白の大輪ユリで「スーパーカサブランカ」の名前で市場に出ているユリもあります。

品種名は「シンプロン」品種名ですが、生産者が選別して上級の物をスーパーカサブランカとして市場に出しているようです。

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カサブランカの花言葉に色による違いって?

このピンクのカサブランカの花言葉は「富と繁栄」という事になっています。

”本物”のカサブランカの花言葉は、純粋、無垢、祝福、壮大な美しさ、威厳などの花言葉があります。

花言葉が乗っているサイトにはご丁寧にも、カサブランカの花全般(色)の花言葉と表示されています。つまり大輪系のユリを指してカサブランカと紹介しています。

そして花言葉サイトにはカサブランカの各色の花言葉が表示されいます。

そもそもカサブランカは大輪系のユリ(白)の一品種です。

白の大輪ユリが初入荷のセリで1本5000円!!

大輪系のユリにまつわる思い出です。80年代にはカサブランカは無く当時は中輪系のスターゲザーいう濃いピンクのユリが市場に出荷されていました。まだ大輪のユリは出回っておりません。

90年代の中ごろに近づいた頃、ガットの多角的貿易交渉後から農業の輸入品目の関税が下がり、そして農産物の防疫が簡素化し海外からの球根等もそれ以前と比べて時間的ロスもなく、スムーズに入ってきました。

確かその前後にカサブランカが市場に出始めた記憶します。

ハッキリした年は定かではないですが、中央卸売市場の大田市場ができる前の地方市場の90年前後のことです。

当時勤務先の花屋か仕入れをしていた地方市場に白の大輪ユリが大きな箱で2本のみ入り、買参人の上司が1箱10,000ぐらいで競り落としました。

つまり1本5,000ぐらいの市場購入価格です。

それを店頭でかなりな高額で販売しそれが売れ、その話題で当時盛り上がりました。

そのユリはカサブランカではなかったと思いますが、市場に初めて出荷された大輪系のユリではなかったと記憶しています。

バブルが破綻する前の話で、当時は10,000円分のカスミソウの花束を買うお客さんも普通にいて、世の中がそういうような状況でした。

話が横にそれましたが、花言葉はカサブランカが市場に出始めた頃に作られ、その後いくつかの大輪系のユリ各色が市場に出まわり、”花言葉業界”が大輪系のユリを総称してカサブランと言う名がユリのジャンルとして花言葉にしたのではと思います。

花言葉はバラ等も品種名ではなく咲き方でもなく、色で花言葉を分けたように大輪のユリを全てカサブランカと命名して花言葉が記載されているサイトも見かけますので。

プーケットが咲くまで

昨年購入したのは11月の初旬です。

カサブランカと比較しても大きめの球根でした。

2021年11月5日 球根二つが一つに

袋を開けてみると、先に紹介したように二つで一つの球根。植えてる時点で二つに分けても良かったかと今では思います。

2022年4月2日 プーケットが二芽

年が明けて球根から芽が二本出てきた時には、やはりそうかとと納得しました。

順調に生育し4月の下旬には二本立派に伸びています。

2022年4月24日 プーケット

下の画像は5月22日でおくがカサブランカで手前がプーケットです。この時カサブランカはつぼみをハッキリと目に見えて分かりますが、プーケットはやっと小さなつぼみらしきものが出現しはじめるかという感じです。

2022年5月22日 手前2本がプーケット奥がカサブランカ

カサブランカが開花したころの画像で、プーケットのつぼみは開花までにはまだ時間を要することが分かります。

2022年6月25日 左2本プーケット、右カサブランカ

6月は雨が降らずベランダは最悪の状況で葉やけを起こし、あわてて直射を避ける場所に置き換えましたが、タイミングがやや遅れました。

2022年7月10日 プーケットが開花

何とか残された葉で球根を大きくなれば良いのですが、咲ききった後の球根の成長が不安になる今日この頃です。

秋に掘り返してどうなっている事やら‥‥‥

2022年カサブランカが開花

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