ベランダで育て冷凍保存したルバーブをジャムにしました。
ほとんどが緑色したルバームです。
ほぼ毎年実家の信州で育てたルーバーブを持ち帰ってジャムにしていますが、ほとんどが赤色ではなく緑のルーバーブです。
赤と緑を比べるとどうしても赤の方が食欲をそそるし、見た目にもきれいなので、苗を買うときは赤い茎のルバーブを買入します。でも時間の経過とともに茎は緑色の変わります。
ベランダのルバーブも同じで、そこで何とか緑のルバーブを赤色に変えたく、ある物を使って赤色にならないか挑戦してみました。
ルバーブの緑を赤く染める
緑のルバーブを赤くするには染めるしかありません。
だからと言って人口着色料を使うつもりはないので、自然の物を使って赤くなるように試みてみました。
使用したのはマロウの花を乾燥したもので、それにレモン汁を入れて試してみました。
結果はこんな色にになりました。
今日のトーストに塗るとこんな感じです。
では、比較するために一昨年ルバーブの緑で作った時のジャムの画像です。
完全にジャム化する前ですが、ほぼ黄緑色に近いモスグリーンです。
赤色に近づきましたが、どちらかというとドドメ色したピンクになっています。
今回使用したルバーブは緑のルバーブと、少しの赤色したルバーブです。この赤と緑をミックスすると濁った色になるので、ルバーブは一色のみでジャムにした方が色はすっきりとします。
ルバームの赤で作ったジャムは
では、ルバームの赤を使ったジャムはどんな色になるかというと……
キレイな赤い色をしたルバームジャムです。
市販されているルバームジャムではなく、自分で作りました。
赤のルバームは自分で栽培したルバームではなく、お店で購入したものです。
ルバームを販売している店はほとんどありません。いくつかの有名どころの百貨店の担当者に聞いても、常に入荷する物ではなくほとんど入荷はないとのことでした。
なので、購入したのは銀座にある長野のアンテナショップ(銀座NAGANO)で購入したルバーブです。
銀座NAGANOでは5月頃から10頃まで売り場に不定期で販売されるそうです。
長野県は八ヶ岳の麓にある富士見町が赤ルバーブの産地で、時期になると道の駅などで販売されるそうです。
標高が高く夏は涼しいところでないとルバーブは育たないんですね。
ちなみに今期2度目に植えたルバーブは暑さで玉砕しました。
諦めずに、3度目に挑戦しようと思っています。
ルバーブを赤に染めるマロウとはどんな花
ルバーブを赤に染める(完全には染まっていません)マロウとはどんな花かというと。
コモンマロウという種類で、マロウはアオイ科の植物です。
花の形を見るとアオイ科のムクゲや芙蓉、ハイビスカスの花の形によく似ています。
このマロウの花を乾燥させたものを紅茶に入れレモン汁をたらすと、あ~ら不思議!紅茶がピンク色に変わります。
実際に紅茶にマロウを入れてみると本当にピンク色に変化しました。
ルバームとマロウでジャムをきれいな赤色に!
今回初めてルバーブにマロウを使って緑のルバーブから赤にしてみましたが、赤ルバーブのような色にはなりませんでした。
今期はもう無理と思いますが、来シーズンはきれいな赤ルバームジャムにしてみたいです。
ジャムができあがった後でマロウとレモン汁を入れたのですが、入れるタイミングの問題もありますし、マロウの量とマロウの種類(色)によっても出来上がりが違うのではと思います。
ルバームジャム赤にするために
来シーズンは以下のようにしてジャム作りをしようと思っています。
・マロウの量を多くする
・マロウの入れるタイミングを変える
・マロウの種類を変えてみる
今回使ったマロウの花びらの量は、おおむね100花ぐらいになると思います。
来シーズンは倍ぐらいの量にしてみようと思います。
また入れるタイミングも、出来上がってからではなく作り始めるどこかのタイミングで入れたり、マロウの種類をピンク色の種類を使ってみようとも思います。
来シーズンのルバームのために、これから秋苗を育てていくつもりです。
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