アジサイの霧島の恵(挿し木2年目)とモナリザをキレイな青色に咲かせようと、昨年から取り組んできました。
青色になる専用の土を使い、肥料も専用の肥料を使いそしてプラスアルファしたのがミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)です。
完璧なはずでした。今年の開花が待ち遠しかったです。
しかし、アジサイは青色にはなりませんでした。
霧島の恵はキレイなピンク色に咲いています。

おかしいな~こんなはずではなかった。
自分では昨年アジサイの花が終わった後で植替えし、青色アジサイの専用の土で植え替えたつもりでした。
結果は上の写真の感じです。
青アジサイの土を使ってなかった
うろ覚えにアジサイを青色に変える専用の土、プロリーフ社から販売されている「青アジサイの土」を使っているつもりでした。
ですが、ピンク色の強い霧島の恵を見ると不安になり、昨年の画像ファイルやブログを見ると青アジサイの土ではなく

ピートモスモス、腐葉土、野菜培養土を混ぜ合わせた土に青アジサイ用の肥料を施した状態でした。
このブレンドでph5ぐらいになる予定でした。
青アジサイの肥料は植え付け時の昨年の6月と秋、そして今年の春に3回施しましたが結果は画像のとおり。

そもそもアジサイが青色になるためのアルミニウムがブレンドした土にどれくらい入っているか分かりません。
でも、日本の土壌にはアルミニウムが多く含まれているはずで、しかもアルミニウムが主成分のミョウバンを分量は覚えていませんが撒いています。
それでもアジサイは青にならなかった。
アジサイにミョウバン水を投下!
ピンクの霧島の恵とモナリザ。
この二つを今からでも青にしようと再びミョウバン水を水やりすることに。
また、枝をそれぞれカットしてミョウバン水5%に漬け込んだり。切り口にミョウバンを付着させて様子見。

しかしながら、鉢植えも切り花も青色にはなりません。
鉢植えはいっきに青になるのは無理があるのは承知。切り花アジサイが青になることを期待していました。

結果3日後、モナリザのピンクの色が抜けて、多少紫がかった色に変化しているだけです。
霧島の恵は枯れてしまいました……
他の切り花ではミョウバンで青く色づくことも
ミョウバンを施しても切り花にしたアジサイは青色には変化しませんでした。
ミョウバンは切り花の日持ちを良くする効果があります。
生花店に勤務していたころ焼きミョウバンをすりつぶして粉状(粒状しか売ってなかった)にして切り花の切り口に塗っていました。
青色の桔梗や紫のトルコ桔梗(桔梗の仲間ではなくリンドウ科)の2番花、3番花は切り花の場合は白っぽくなって元の色にはなりません。
ところが、ミョウバンを切り口に塗ると花弁のふちが薄く青色に変化します。
特に青の桔梗の2番花、3番花はその傾向が強かったです。
そういう経験もあり、かなり期待していましたが……結果はほんのりと薄い紫がかった色になった程度。
アジサイに配合した土は酸性ではなかった!
酸度測定液を購入してph値を測ってみると弱酸性か中性に近いくらいでした。
これでは酸性の土とは言えませんね (^^;)

ブレンドした土にアルミニウムが入っていたとしても、土が酸性でなければアルミニウムは溶け出しません。
アルミニウムがアルミニウムイオンとなって土壌に溶け出すにはph5~5.5ぐらいの用土が必要と言われています。

結果は上の画像のとおり。
アジサイの土を倍の水に入れて上澄み液に測定液を入れて反応した色でだいたいのph度を測ります。
透明になるまで時間を置くのですが、待ちきれず少し茶色のままで測定。
これはどう見てもph6.0~6.5。見方によっては7.0に見えるかも……
先にピートモスと書きましたが、正確にはピートモスを主体したブルーベリーの土で、phを中性に近くした調整済みの土です。
また、腐葉土はだいたいがph6.5ぐらいです。後でわかりました。
これではアジサイが青色になるわけないなと…トホホというかアホですね。(^^;)
青アジサイの土を使う
来年はプロトリーフから販売されている青アジサイの土と、青アジサイ専用の肥料を使ってみます。
今年は植え替えても遅いとは思いますが、霧島の恵は四季咲きなので挑戦してみる価値は有りです。
ネットで注文したので試してみます
効果を期待していますので、秋までには結果をお伝えしますのでしばしお待ちください。
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