観葉植物は寒さに弱い種類がほとんどです。
我家にもミニタイプのガジュマル、パキラ、アボガド、アイビーなどがあり、アイビー以外は毎年12月になると室内に取り込んでいます。
それでも室内でも冬に葉が落ちるアボガドや、意外に寒さに強いパキラなどが今冬で分かりました。
冬になれば観葉植物の葉は落ちます。けれど、根が傷んでない限り春に復活します。
アボガドの葉は寒さで葉が落ちる
アボガドの鉢植えは今年の冬が初めての越冬になります。
原産地は中央アメリカなので寒さには弱く、置いてある出窓辺りの温度は10度以下に下がるので葉は全部落ちてしまいます。
で、これが全て枯れてしまっているのかというと、枝の先端には新葉らしき葉が芽吹いています。
左のあるアボガドは多分水やり不足だと思いますが枯らせてしまっています。
地上部にある種を見ると水分が完全に抜け落ちていますので、アウトですね。
アボガドの適正生育温度は10℃~25℃ぐらいと言われています。恐らく5度ぐらいまでは耐えると思いますが、それ以下になると厳しいです。
アボガドを育てるには冬は室内の夜間最低温度は10℃以下に下がらないところがベストだと考えます。
パキラは冬に強い!?
パキラは意外に寒さに強いことが分かりました。
と言っても、もちろん冬は室外では育ちません。
年末には寒さで葉が落ちてしまったが、すぐに新葉が出て薄緑色の葉が成長しています。
室内の日当たりの良い場所で最低でも5℃以上で管理するのがベストです。
パキラの置き場所である出窓は朝方になると寒いと5℃近くになり、エアコンを付けていないと日中はだいたい10℃ぐらいになります。
花屋さんの時に今ぐらいの時期で雪が舞う中、台車にパキラのせて運んだ時があります。パキラの葉に雪が舞い降りましたがその後に葉には霜焼けなどの被害は出ていませんでした。
パキラは意外と寒さに強いのです。
ガジュマルも意外と冬の寒さは強い!?
ガジュマルも亜熱帯に育つ植物なので、冬は室内に取り込まないと枯れると思います。
それでもパキラと同じように最低でも5℃以上であれば枯れることはないです。
パキラのように新葉が出ることはなく、葉もいつも3月位までに徐々に葉は落ちていき、5月の連休ぐらいから新葉がで始めます。
ガジュマルの挿し木も順調!
ガジュマルの挿し木は成長してはいませんが、何とか寒さにも負けずに落葉もせずに鉢にしっかりと根付いています。
葉は黄色くなり始めていても、そう簡単には葉を落とさずに持ちこたえてくれることでしょう。
今の時期はガジュマルの葉がたくさん落ち始めて心配になる頃です。
とくに中鉢以上で育てているガジュマルは木も大きく葉もたくさん付いているので、枯れたんではないかと思いますが根が傷んでなければ心配無用です。
春真っ盛りになれば葉は蚊アナらず復活します。
幸福の木も寒さに強い?
花屋さんで鉢の仕入れをしていた時。11月に購入した幸福の木が売れずに新年を迎え寒さで葉が黒くなって商品価値がなくなり、室外の倉庫脇に放置。
そこは日が当たらず、おそらく朝方の気温は5℃以下の0℃近くになってたと思いますが、春には復活し新葉を出して見事復活したことがあります。
寒さに弱い観葉植物でも、その個体の実寒さに強かったのかもしれませんが、冬での寒さで葉が落ちてしまってもすぐに処分せずに、春まで待って新葉が出なかったら処分した方が良いです。
観葉植物の冬の寒さ対策に有効は
毎年多肉植物や観葉などは12月位になると室内に取り込みます。
場所は出窓の一画で寒さ対策しにくいところです。
プチプチやビニールシートのような物でお覆って寒さ対策をしていましたが、有効とは言えてませんでした。
今年は新たにポリカーボネイトを使用したところ寒さ対策には効果があることを実感しました。
出窓は窓側と天井側と真横側の三面にポリカーボネートをはめ込んだところある程度の寒さを防ぐことができました。
ガラスに付く結露もポリカーボネートには付きませんので、毎冬行っていた結露取りもしなくて済み意外な効果です。
二重サッシにすれば寒さも結露対策にもなるんでしょうが、ポリカーボネートだとお金と手間もかからずある程度の寒さ対策になります。
なので、今年のガジュマルも例年に比べ落葉が少ない気がします。
鉄線入りのガラスではひびが入ることもあるので、窓ガラスにポリカーボネートを取り付ける時は気を付けましょう。
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