今から4年前に100均で買ったテーブルヤシ。
これが一日で白く脱色した変わり果てた姿に驚いています。

最近暖かくなったのでベランダで日光浴させて、夜取り込まずにいたので寒さが原因とばかり思っていました。
でもここ数日は4月並みの暖かさで夜間も0℃以下になっていません。2~3℃ぐらいはありそうです。また、寒さで枯れても白く脱色することないはず。
前日何かしたのかと考えて、はたと思いだしました。
うすめた木酢液の散布が原因です。
テーブルヤシが白く枯れたのは木酢液が!
前日にバラの鉢植えに100倍に薄めた木酢液を用意して散布。
その残りをガジュマルとテーブルヤシにも霧吹きして散布した結果このありさまに‥‥‥
翌朝、見事白色に脱色され唖然としました。

ご覧の通りガジュマルには木酢液散布の影響がありません。
葉の厚みがガジュマルの方が倍以上に厚いので、100倍ぐらいに薄めた木酢液ではへたらなかったのだと思います。
テーブルヤシは葉に厚みはなく繊細なので影響を受けたのでしょう。
テーブルヤシを復活させる
白く脱色されたテーブルヤシを復活させます!
幸い寒さで傷んではないので、根の損傷はないでしょう。
さっそく白くなった葉をカットし再生をはかります。

よく見ると木酢液のかかったのは葉だけで茎には影響がなさそうです。このまましばらくして気温の上昇とともに新しい葉が伸びてくると思います^^
なので、テーブルヤシは復活します。
今回は木酢液での失敗でしたが、他にも基本的なところでテーブルヤシを育てるうえで気を付けたいことがありますので
次にお話しします。
テーブルヤシの育て方で気を付けること
テーブルヤシは他のヤシ類と違ってとてもコンパクトなヤシです。
せいぜい大きくなっても1メートルの高さまでは生長しないでしょう。花屋さんにいた時でも市場には大きなもので50センチぐらいの記憶でした。
その小さい分だけ、葉の厚みも薄く繊細です。
似た雰囲気で高さが倍以上あるアレカヤシと比べても葉は薄い。
なので環境の変化である気温の低さには影響をうけます。この時期にテーブルヤシをベランダで夜間置いたのは気温が高かったからで、それでも0度近くになっていたら葉先は寒さで枯れた状態になっていたと思います。
テーブルヤシは冬の期間は3℃以下になるところは避けて管理しないとダメです!
また夏は直射日光を避けなければ葉やけをおこし葉先が即茶色になります。
実はテーブルヤシを育てて4年になりますが、毎年冬ではなく夏季の直射日光で葉を傷めています。


画像は2つとも葉が茶色になって弱っているのは葉焼けによる影響です。
ベランダでは照り返しもあるので注意しないとこのようになります。また、湿度方くなるとハダニが表れ同じように葉が黄色みがかります。
それが分っていても毎年繰り返してしまいます。
昨年末は秋早めに室内に取り込んで葉がグリーンに復活したのですが、木酢液がテーブルヤシにとって高濃度で脱色させてしまいました。
テーブルヤシの育て方は室内で楽しむ
テーブルヤシの育て方のポイントは室内で育てることをメインにするべきです。
そして適度に明るい場所に置き、定期的に春秋ぐらいの直射日光のきつくない時期に数時間光を当てる。

上の画像は100均で購入した時の物です。
生長して4年後の今でも大きさ自体はそんなに変わりませんので、室内用に飾る観葉植物でしたらおすすめです。

コンパクトで寒さと直射日光さえ気を付ければ育てやすい観葉植物です。
害虫や土中の微生物が気になるなら培養土を土ではなく、フューチャーソイルで育てれば虫もわくことはないですね^^
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