ガジュマルの枝3本
今年の7月に挿し木にしてから約3ヶ月。
ひょろひょろと伸びて約40センチぐらいに伸びました。
この伸びたガジュマルをオシャレな盆栽仕立てにすることを思いつき、初めての盆栽仕立てにチャレンジ。
盆栽は数年がかりで仕立てるもので、今現在の姿は完成形ではなくまだ始まりで、これからどんな経過をたどっていくかわ分かりません。
ガジュマルの盆栽仕立てがどう変化していくか、ご興味のある方順次ご報告していきます。
末永くご覧になってください。
ガジュマルの挿し木がひょろひょろに
春になって葉が落ちたガジュマルを剪定し切り詰めました。
毎年の恒例で、剪定することでコンパクトになります。
ガジュマルの剪定した枝を挿し木にします。最初は枝を処分するつもりでしたが、もったいなく小豆の鉢植えの隅っこに活根剤も使わずただ土に挿しただけです。
水やりはこまめに続けてましたが、特に何かするわけでもなくほっといたんですけど時期とタイミングが良かったのか、気が付いたら根が付き伸びてたんですよね^^
ちなみに今まで活根剤を何回か挿し木をして成功していますが、冬の取り込みに失敗したり放棄状態にして枯らしています。
今回はまじめに育てていきます!
ひょろひょろなガジュマルに!
この伸びたひょろひょろのガジュマルを最初は編み込んだスタイルにするつもりでしたが、編み込むのはちょっと難易度が高すぎるので思い盆栽仕立てにチャレンジしようと思いついたわけです。
ガジュマルを盆栽で育てよう!
ガジュマルに限らず観葉植物はこの10年ぐらいでミニサイズが主流になっているように感じます。
日本の住宅事情や育てやすくなるという事もあるんだと思います。
この流れに乗ってガジュマルをコンパクトに盆栽風に仕立てようと考えたわけで、失敗すかもしれませんがチャレンジ!
ガジュマルを盆栽にする仕立て方
私が考えている盆栽仕立てには針金を使います。盆栽に使う針金です。
この針金を使ってひょろひょろのガジュマルを思い通りのスタイルにしていきます。
ある程度基本形としてなるには最低でも2~3年はかかる作業なので長期戦を覚悟。
そして、まずどんな形にするか決めないと。
ガジュマルの盆栽 その1 見越しの松風に
春日八郎の「お富さん」の歌詞に出てくる 〽粋な黒塀見越しの松~
玄関の塀越しに松の枝が伸びている様子だと思いますが、松の盆栽にこんな感じの松盆があるんですよ^^
お富さんも松の盆栽も知っている方は少ないと思いますが、左右非対称な盆栽です。
上の画像だけでは分かりにくいですが、何となくイメージはお判りでしょうか。
ガジュマルを植替えしてまだ2週間ぐらいで土になじんでいるわけではなく、針金で仕立てるのが早かったかもしれません。
ガジュマルの盆栽 その2 曲り仕立て
ガジュマルの一つのスタンダードと申しましょうか。
園芸店で売られているガジュマルのスタイルです。
ガジュマルがメインで販売されているのはミニタイプで、地ぎわから気根と呼ばれる大根足風の根がユーモラスな形のガジュマルです。
画像だと分かりにく、まだ枝が長さが不足しており最初の段階である形にするには後20センチぐらい伸びないと基本の形が決まりません。
ガジュマルの盆栽 その3 とぐろ巻仕立て
ガジュマルがとぐろを巻いているスタイルにします。
このガジュマルももう少し長さが欲しいところです。
大蛇のようにとぐろを巻いて枝の先端から下が伸びている感じで仕立てたいと思います。
あまりひょろひょろだと大蛇ではなく、ミミズか何かと勘違いされそうですが^^
ガジュマルは最初やっかいな観葉植物だった
今園芸店などで販売されているガジュマルはコンパクトなものが主流です。というか、大きいサイズのガジュマルは市場に出てきません。
今から40年前ぐらいに売られていたガジュマルは直径10センチぐらいで1.5メートル以上の原木に、数か所に枝葉を付けて販売されていました。
業界ではこのタイプを朴(ぼく)と呼んでいました。「幸福の木」の高さぐらいがありましたね。
今はそれの二回りぐらい小さなガジュマルはネットで販売されています。
もうあの大きさのガジュマルはおそらく市場には出てこないでしょう。
当時、園芸店ではスタンダートスタイルのベンジャミンがよく売れていて、勤務していた花屋さんではそれと同じぐらい人気がありました。
しかし、このガジュマルの鉢は非常に重い……流通でも運ぶのにも一苦労でやっかいな観葉植物で、販売店やお客さんも動かしにくい点などもあったので、いつしか市場で見かけなくなりました。
今売られているガジュマルはほとんどコンパクトで可愛い鉢植えです。
ガジュマルの盆栽を植え替える時期は
ガジュマルの植え替え時期で一番のおすすめは5月~9月ぐらいです。
目安は桜の花が散って一カ月ぐらいの経過が目安です。
私は5月の温かくなった時期に植替えしています。
なので今回は10月に入ってから植替えしていますので、植替えのタイミングは少し遅いかもしれませんが夏が長かったので大丈夫です。
盆栽仕立ての前に、うまく根づくのか心配でもあります。
土は観葉植物用の専用の培養土が無難です。
土は水はけがよく水持ちの良い土であれば問題ないです。
1鉢だけフューチャーソイルと観葉植物の培養土をミックスして植えた見ました。
鉢底に赤玉を敷きその上の根が直接触れる位置にフューチャーソイル、そしてその上に観葉植物の培養土という順です。
他の2鉢は観葉植物の培養土です。
それぞれの根の活着や成長に違いがあるのか観察していきますね。
最後に
ガジュマルの盆栽仕立てがうまくいくとよいのですが
秋のこの時期に植え替えて根が活着するか少々不安ではあります。
ガジュマルがいろんな形で仕立てることができれば意外と人気がでるんじゃないかと期待しているんですが‥‥‥
寒さだけに気を付ければ育てやすい観葉植物です。
今後ガジュマルの盆栽仕立ての行方を公開していきますので
気になる方は引き続きお越しください^^
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