シクラメンの花が3カ月半近くも咲き続けています。
11月18日に購入したシクラメンは、月数回の液体肥料をあげています。その効果もありつぼみがたくさん付き、冬の間楽しませてくれました。
そんなシクラメンもようやくツボミも終わり花が咲き終わります。
シクラメンを3ヶ月以上も咲き続け、長く花を楽むことができたその経験を紹介していきます。
シクラメンお花 3月以上も咲いている
シクラメンの花が長く楽しむにはどうしたら良いか？
チョットその前に我が家のシクラメンを紹介します。
昨年の11月18日にJAで購入したシクラメン鉢です。
ミニシクラメンのタイプで品種名はインディアカ。その中のフクシアか、マゼンタという品種です。
インディアカのラベルは付いていますが、品名は書かれていないのでどちらかは分かりません。
購入した時は3月くらいまで咲くと思いましたが、そのころは花も少なく見栄えも悪くなるだろうと予想してましたが……
上の画像のどおり3月いっぱいまで十分満足するくらい咲き続けてくれました。
3月に入ると暖冬？の影響で4月、5月並みの気温なので月の後半になってから一気に爆発的に咲いて、葉の下にはつぼみはもうなく、間もなく開花が終わります。
シクラメンの花を長く咲かせるコツは
シクラメンの育て方はそれほど難易度は高くありません。
気を付けることはシクラメンの置き場所とその室温です。
それと購入するタイミングです。
シクラメンは早く買わない
シクラメンは10月位から早いものは園芸店やホームセンターに並びます。ここではガーデンシクラメンは除きます。
秋ぐらいから出回りますが、急いで購入するのはおすすめしません。10月中でも気温が高くなる時があるので葉が黄色くなりやすいからです。
私は花屋さんで30年働いていた経験から、シクラメンは30年前以上と比べ出荷のタイミングが早くなってきています。当然商売なので市場に出荷されれば購入します。
まだ10月では東京の環境はシクラメンには合いません。枯れることはありませんが必ずと言いてくらい葉が黄色くなるシクラメンがあります。
じゃっ！もっと遅く販売すればいいんじゃない！…ですよね。もちろん購入するお客様には直射日光は避けて、レース越しくらいの場所においてください。20以上になる場所は避けて風通しの良いところで管理してくださいと、注意事項は説明はします。
そうなんです。シクラメンは暑さが苦手で20度以上になるとピンと伸びていたシクラメンの茎がだらんと萎れます。
こうなった場合には、気温の低い場所や日陰で風通しの良い場所に移動すれば復活します。
なので安心して購入するには11月の下旬ぐらいをおすすめします。
シクラメンは液体肥料だけでよい？
シクラメンの肥料は液体肥料だけで定期的にあげればよいです。
シクラメンのほとんどの生産者さんは固形肥料を与えて出荷しています。買ったときにシクラメンの葉を持ち上げると1センチぐらいの大きさの固形肥料が数個のっかっています。
また。5号鉢以上の大きさのシクラメンでは、生産者によっては固形肥料付きで出荷する方もいらっしゃいます。
私の場合は一般用ハイポネックスを500～1000倍に薄めて、12月位は週一ぐらいであげていました。
シクラメンは冬でも外に出す？
シクラメンは暑さに弱いですが、寒さには強いです。
寒さに強いと言っても氷点下に下がる場所には置かないでください。東京だと冬でも氷点下に下がることはほとんどないので、日中の日当たりの良い時には外に出していました。
ですが、一つだけ気を付けることがあります。それは風の強い日は注意してください。
それは風で鉢がひっくりかえる時があります。特にミニシクラメンは4号鉢以下の小さな鉢になるので、軽く風に飛ばされやすいです。
そのため葉先のまわりが傷つきやすくなります。
上のシクラメンの葉の画像になりますが、葉先のまわりが茶色に変色しているのは風で吹き飛ばされてキズが付いた結果です。
何回か風で吹き飛ばされていました。
枯れることはありませんが、風が強い日には出さない方が良いでしょう。もし出す場合には飛ばされないように管理してください。
シクラメンの花がら摘みは必ず！
シクラメンは花が終わりに近くなると花のまわりが茶色く変色し始めます。
色が変色し始めてきたら、茎をくるっと回して引き抜いてください。そのままにしていると種を付けますので、余分なエネルギーを使うことになるのでその分が花を咲かせる栄養がそちらに回ってしまいます。
もしもったいないと思う方は抜いた花は小さな器に生けてください。
数日間花は楽しめます。
シクラメンの花が終わったら
4月になればシクラメンの花は終わり咲かなくなります。
シクラメンは一年草ではなく、球根植物なので管理しだいでは来年も楽しめます。
夏までは乾かしぎみに管理し、夏越しをクリアすると来シーズンも花が楽しめるわけですが、意外と皆さんダメにします。
シクラメンの夏越しは二通りがあって、水をあげないで乾燥させる方法と土が乾いたら水をあげる過ごす方法があります。
どちらの方法をとるか悩みますが、また夏になったらどの方法で夏越しするか紹介していきますので、その際にはご覧ください。
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