ガジュマルは手のひらサイズのコンパクトになって、復活した観葉植物です。
そんな人気のあるガジュマルを買ったけど、葉が落ち初めて心配していませんか?
大丈夫です!ガジュマルは枯れてはいません!
ガジュマルは冬になると葉が枯れだします。また、冬以外でも葉が落ちる場合もあります。でも、ちゃんと管理すれば新しい葉が出て復活します。
どんなふうにした復活したか、我が家のガジュマルの復活劇を画像で紹介します。ガジュマルの葉が落ちても管理をしっかりすれば心配ありませんので参考にしてください。
ガジュマルの葉が落ちて、復活までの画像
ガジュマルは11月後半から12月初めまでの間に室内に取り込み管理しています。
室外に出すのは3月中旬ぐらいです。
下の画像は今年の2020年3月10日にベランダに出した時の状態から、昨日10月6日までのガジュマルが復活していく画像です。
このままにしておくと自然に葉が全て落ちますが、伸びた枝を剪定しその画像下になります。
5月までの間にガジュマルに変化はありませんが、僅かに若葉がで始めています。
気温の上昇とともに若葉が伸び始めていきます。
6月の中旬すぎてからは一気にガジュマルの葉が茂っていきます。
だいたい最低気温が15度以上を上回ると、どんどん葉が増え枝も伸び初めていくので、冬に葉が落ちても心配はいりません。
葉が落ちても太い木の中には水分と養分を蓄えています。最低気温が5度前後になり始めるとガジュマルは葉を落とし始めますが、決して枯れたのではありません。
常緑樹ですが、落葉樹と同じく生理現象の一つとして葉を落とすのだと解釈してください。
ガジュマルが冬以外に葉が落ちる原因は
ガジュマルは最低気温が5度以下になり始めると葉が落ちやすくなります。ですが、冬以外でも葉が落ちる場合があります。
●冬以外に葉が落ちる原因
・日光が不足
・栄養が不足
・虫や病気による影響
だいたいこの3つが原因です。
日光不足の場合は
そしてほとんどが日光不足と風通しの悪さが原因で、ガジュマルは室内で管理していると葉が落ちやすく、葉も葉緑素が不足し黄色い葉になりやすい。
ガジュマルは太陽の光が大好きです。同じクワ科であるフィカス族はゴムの木、ベンジャミン、ウンベラータなども同じように日の光の当たるところで管理します。
また室内の日の当たる場所でも、窓際で風が流れる所で管理しましょう。
花屋の時はこれらの観葉植物の置き場所には苦労しました。すべてを日の当たる場補には置けきれませんので、ローテーションで管理していました。
細かい葉のガジュマルやベンジャミンは小さい葉なので、冬の時期になると鉢を振って葉を落としていました。
栄養不足の場合は
栄養不足が原因と思われる場合には、観葉植物などの専用の液体肥料をラベルの指示どおりに上げていきます。
また緩効性の肥料があれば、指示どおりの数や期間にあわせて管理していきます。
虫や病気の場合
ガジュマルは病気にかかりにくい植物ですが、カイガラムシやハダニが発生する場合があり、その排泄物から病気になることもあります。
なので、虫による被害が認められたら早めの駆除が必要です。
カイガラムシは冬に室内で管理すると発生しやすいです。冬の室内は風とうしが悪く空気もよどみ暖房が加わります。
花屋でも経験しています。
幹の股などに白い貝がらのようなものがへばり付くので、注意してみると分かります。発生したら使い古しの歯ブラシなどで取り除き明るい風とうしの良い場所に移します。
ハダニは夏に発生しやすいので、同じように風とうしを良くしてハダニが嫌う葉の裏に水をかける、葉水が予防効果があります。
それでも発生する場合がありますので、発生しやすい梅雨明け後に殺虫殺菌剤をスプレーします。
殺菌剤が苦手な方には環境にやさしいスプレーの薬もあるので、それを使うことをすすめます。
ガジュマルの剪定した枝で挿し木
ガジュマルをはじめクワ科のフィカス族は挿し木がしやすい植物です。
3月に剪定した枝で挿し木をしてみました。
鹿沼土の挿し床に、ガジュマルだけでなくバラなども一緒に挿し木を行っています。
約7か月後の10月6日に挿し床から抜いて、鉢に植え替えしました。
8月ぐらいでも充分に根は張っていたと思いますが、なんだかんだと10月を迎えてしまいガジュマルには気の毒なことをしたかと反省しています。
でもその分充分に根は張っていました。
挿し木のガジュマルは、このままの状態では太い木になった大根のようにはなりません。
手を加えて数年かけて太い幹の木にするか、ナチュラルなガジュマルの木にするか悩んでいますが、まずは挿し木のガジュマルを枯らさないようにしないといけませんね。
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