昨年末に購入したバラの品種、プリンセスサヤコとピンクフレンチレースが開花。
一昨年に購入した芳醇とロイヤルサンセットに根に病気が発覚したので泣く泣く処分し、その代替えとしてオレンジ系とピンク系のバラとして購入したのが先の2種です。
果たして期待通りの花になったかですが……
また、バラの開花期にはアブラムシに注意が必要です。
気温などのいろいろな状況で必ずしも開花期に注意するだけではないのですが、今年は開花期の気温の高さもありアブラムシが発生してつぼみがだめになりました。
農薬を使用せず忌避剤で何とかなりました。
バラのプリンセスサヤコが開花
二種類とも事前に調べて購入したわけではなく
ホームセンターでピンク系とオレンジ系を探して見つけたバラです。
もちろん品種名の書かれたラベルの写真から判断したバラでしたが、実際に咲いた色はラベルと異なりサーモンがかったオレンジ系です。
ピンク系とも、オレンジ系ともとれる微妙な色です。
香りはダマスク系の香水のかぐわしい匂いがほのかに漂います。
花屋で働き始めた頃に全国的に一番流通量のあるバラで品種名が「ソニア」というバラがあり、それに近い色です。
ソニアはピン系のバラとして扱われていました。
当時お客様からの電話注文でピンクのバラとカスミソウで花束の注文が入り、ソニアで作成しましたが、来店時にお客様がピンクではなくオレンジのバラが入っていると言われ作り内した思い出があります。
花業界では当時普通にピンクバラとしてソニアは扱われていましたが、一般の方から見ると確かにオレンジに近い色です。
今から30年以上も前の話です。
ラベルでオレンジのバラと思いましたが、実際にはピンクのバラです。
買う前にネットで確認すればよかったと後悔しています。
バラのフレンチピンクレースはBPに似ている
同じくラベルで見てピンクのバラだったので購入したピンクフレンチレースの花が開花。
ラベルではややグレーがかったピンク色だったのですが、実際に開花してみると淡いピンク色で切り花種の「ブライダルピンク」に似た色合いのバラでした。
ソニアと同じく今では市場では見られない品種になりましたが、かつてはピンクのバラでは長らく市場に出荷されていたバラです。
咲き方がきれいなバラで個人的に好きなバラだったので、ピンクフレンチレースは良い買い物をしました。
香りは強くなく、よくバラの香りでいわれる青リンゴの匂いがします。
一般的なバラの切り花種はほとんどがこの青リンゴに匂いで、芳香性のあるダマスク系の香りあるバラはほんの僅かです。
因みに似ているブライダルピンクはその名のとおり、結婚式用のブーケのバラによく使われていましたね。
バラの開花期にはアブラムシに注意!
今年になって新たに購入した赤バラのロブロイにツボミが付いたのですが、アブラムシによってつぼみが枯れてしまった。
本来ならつぼみはカットして、株に栄養を回し木自体に栄養を回せなければならないところだったので、しょうがないと諦めました。
他にもブルーバユーのつぼみもアブラムシでやられてしまいました。
プリンセスサヤコとピンクフレンチレースはつぼみがかなり成長してたので、アブラムシにたかれることはありませんでした。
アブラムシは成長し始める赤味のある若い芽を標的に襲ってきますので、そのタイミングで薬をまかなければなりません。
バラの無農薬はニームがおすすめ!
バラに付くアブラムシにはニームオイルがおすすめです。
ですが、長期の予防薬にはなりませんので注意が必要です。
アブラムシが発生した時点で、ニームオイルを60倍に希釈し霧吹きでスプレーして駆除するのですが、完全には駆除はできません。
9割ほど駆逐することはできますが、1割ほどしつこく残っています。
そうなるとアブラムシを手でつぶし、しつこくニームでスプレーします。
アブラムシは水が苦手なので、まずは水で追っ払いそしてスプレー水でできるだけ水払いしてその後にニームスプレーを霧吹きするのがおすすめです。
これを毎日繰り返すことでアブラムシがほぼ駆除できます。
バラを無農薬でアブラムシから守るには地道な作業が必要だと思いますが、これが面倒であれば、化学農薬を使って駆除することも考える必要があります。
自然派志向の農薬もあるので利用してみたいと思っています。
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