オリーブのコロネイキが我が家に来て2年目になります。株自体は3年目ぐらいで、オリーブの実が鈴なりです。
5月に受粉率がすごいことになっていると紹介しました。
そのコロネイキが順調に成長?し、ちょっと困ったことに。
実がなりすぎて、オリーブの実が大きくならずに小さいままです。その問題を解決することにしました。
オリーブのコロネイキを摘果する
コロネイキの実を大きく成長させるには摘果しかありません。
オリーブを鉢植えで栽培するようになって20年ぐらいになります。(コロネイキは昨年初めて苗を購入)
今まで実がなりすぎて摘果したことはなかったので、オリーブの摘果するのは初めてです!
コロネイキは咲いた花のほとんど9割ぐらいが受粉し結実しています。
鉢植えのオリーブは今まで木の大きさで自然と受粉の調整が出来て、実を付けていたので、花が咲いた分のほとんどが受粉し実が付くことはありませんでした。
実が付いた分はオリーブ専用の肥料もあげたので、そのうち実も順調に大きくなるだろうと安心してましたが、コロネイキの実が他のオリーブと比べても小さなまで、大きく成長はしていきません。
上の画像はオリーブのミッションと比較しています。コロネイキは半分ぐらいの大きさです。
マンザニロと比較しても同じようにコロネイキは小さいです。画像で見ると多少の違いぐらいですが、実際に目で見て比較すると半分ぐらいに見えます。
なのでこれを解消するためにコロネイキの実を摘果したのです。
オリーブの生産者はオリーブの実を摘果することはおそらくないと思います。
オリーブは他の果物のように一つの実を販売することはなく、すべてオイルを採るための加工用です。
実をアク抜きして塩漬けで販売もありますがほんのわずかですし、オイルを採るために大量の実が必要ですから、桃やリンゴのように一つの実を大きくするために摘果することはないと思います。(たぶん)
鉢植えにしてもこんなにたくさんの実が付くことは想定もしていませんでした。
コロネイキを摘果するのはなぜ
初めてオリーブを摘果することになったわけですが、その原因は木の大きさに対して実が多く付いたからです。
本来であれば3年目ぐらいのオリーブであれば、株の成長を優先しますので実は付いてもすべて摘果するか、少なくとも8割ぐらいの実を摘果し木の成長を一番に考えるところですが、摘果せずに実をそのままの状態にしていました。
でも実験の意味合いもあり、この状態でどんな成長をしていくのかも興味あったから放置状態です。
それでもこのままの状態だと実が大きくなりにくいと判断し、半分ぐらいのオリーブを摘果した次第です。
この期に及んでもまだ半分なのか!
と思う方もいるかと思いますが、摘果する時期はすでに遅く実を落としてもそれほど急激な成長はないと思い、とりあえず半分にしました。
鉢のサイズは5号鉢に植え、実が付いたのは約100個でその半分の50個摘果しました。
コロネイキに実が多く付いたのは
では何でコロネイキは多く実が付いたのか考えてみたいと思います。
コロネイキは昨年の9月に購入した物で、その時点で恐らく2年目位だと思います。
なので、今年3年目。花が咲くのは来年の4年目位だと思っていましたが、なんと以外と花が咲きました。
今年の3月に購入したネバディロブランコも2年目花3年目ぐらいですが花は咲きませんでした。
ですのでコロネイキの花が咲いても気も小さいし結実しないと思ってたんですが、実になったのです。
●コロネイキの実が多く付いた原因
・実が多く付く種類
・オリーブの受粉の組み合わせが良かった
・コロネイキと環境が良かった
この3つが考えられますが、一番はコロネイキそのものが実が付きやすい受粉木で、しかも受粉する相性の良かった他のオリーブがそばにあった。
そしてオリーブのコロネイキは我が家にとって環境が良かったのかなと思います。
身近にあったオリーブの種類はマンザニロです。
恐らくマンザニロとの相性が良いと考えられます。
コロネイキとネバディロブランコをミックして植える
コロネイキと相性の良いのはマンザニロと考えていますが、ネバディロブランコと一緒に一つの鉢に植えるつもりです。
マンザニロはネバディロブランコとも相性が良いと言われています。
なのでコロネイキとネバディロブランコは受粉の相性は良いでしょう。
これは結果的にこの二つの品種になったわけで、相性の良さで判断したのではありません。
前々からオリーブの二つの種類を一緒に植え、観葉植物のベンジャミンのダブルで植えこんだスタンダード型のタイプにするつもりでした。
そのために、一緒にしやすいなるべくスーッと伸びたオリーブの苗を探してたところ、それがたまたまコロネイキとネバディロブランコだったのです。
オリーブの実を収穫し終わった、秋ぐらいに一緒に植えるつもりです。
その時はまた報告していきます。
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