オリーブの品種でコロネイキとネバディロブランコを一緒に一鉢に植栽し一年が経過。
受粉でコロイキの相性が良いのはマンザニロですが、ネバディロブランコでは果たして実は付いたか?
一年後の経過を紹介します。興味のある方はご覧ください。
オリーブの鉢植えを寄せ植えするメリット
植物の鉢植えで一鉢に植栽したり、鉢植えを一カゴに鉢やポットをそのままの状態でセットにすることを花屋さんでは寄せ植えと呼んでいます。
ベランダのオリーブを寄せ植えし一鉢に寄せ植えし、2種類のオリーブを一鉢に混植しました。
どうして一鉢に植えこんだのか?
またどんな仕立て方をしたのか?
なぜオリーブの鉢を寄せ植えしたのかというと……
オリーブは2種類の花を受粉させることで実の収穫できる。
またまれに一種類でも実が付く種類でも収量が多くなる。
ベランダの限られた空間が2種類を一鉢にすることでスペースを確保することができる。
肥料や消毒(我が家はしていません)が省略化できる。
おおよそこのようなメリットがあります。
デメリットもあります。
●オリーブの寄せ植えメリット
・2種類のオリーブの相性が悪いと実が付かない。(開花時期の違い)
・ダメになる時には一緒になります。これは害虫での被害や病気と何らかの原因により枯れる時は一緒に枯れる。(水不足等)
・なのでこのリスクも頭に入れて品種の選定や管理もしっかりと栽培することが重要です。
・とはいっても、オリーブは病気になりにくいし気を付けていれば害虫の被害も無農薬で防げます。
一般的にはコロネイキとネバディロブランコは相性はあまりお勧めではないのですが、苗木で真っ直ぐに伸びたタイプが無かったのでこの2種類を一緒に植えこみました。
●オリーブの仕立て方
・ベンジャミン風ダブルスタンダード仕立て
ベンジャミン風のスタンダード仕立てにすることに二種類の二本仕立てなどでダブルスタンダードです。
一般的にダブルスタンダードと言われているのは二重規範のことですが、ベンジャミンは日本のダブルと三本のトリプルで編み込んだ仕立て方があります。
今回は2種類の実ですが。三本仕立ても面白いのですよね!いつか挑戦したいと思います。
オリーブが大きくなるとベンジャミンのように一本の木のようにくっつくと思いますが、かなり年数がかかると思います。
こんな感じにオリーブをベンジャミン風スタンダードに仕立てるものは見たことないので本邦初かもしれません。
オリーブのコロネイキとネバディロブランコの相性は
結果は失敗です。
昨年のようなたくさんの実が付くことはなく、わずか数粒の実が付きました。
昨年はコロネイキの横にネバディロブランコを置いていましたが、周りにはほかの種類んのオリーブもあるので花粉を媒介する昆虫などはフリーで飛び回れる状況でした。
今年はコロネイキとネバディロブランコを一緒に寄せ植えした鉢をベランダのはじに置き、花粉を媒介する昆虫を遠ざけていますが完全にシャットアウトしているわけではありません。
ただこれが相性の悪さが原因なのか、昨年まだコロネイキが幼木なのに実を付けすぎて株に負担をかけた結果今年の収量が少なくなったは断定できません。
ネバディロブランコには一粒も実が付かず、コロネイキにオリーブの実が5つ付いたのみです。
来年に再チャレンジして実の付き具合が悪ければ一鉢からばらして釣り合いの取れたマンザニロを寄せ植えしたいと思います。
オリーブの実-他の種類の付き具合は
オリーブの他の種類はどうかというと、我が家にはマンザニロ2鉢、レッチーノ、ルッカ、ミッションの4種類になります。
それぞれ実を付けていますが、鈴なりの実っているのはマンザニロぐらいで、他は思ったよりも実は付いておらず期待外れ‥‥‥
今年は6月から7月にかけて猛烈の暑く、アジサイ等の鉢植えが枯れています。
オリーブは暑さ寒さに強く木自体はへこたれませんが、受粉時の天気が影響したのかもしれません。
といっても、正確に天候がどうだったかの詳しい記憶はありません。
日記をつけておけばよかったと今更ながら後悔しています。
オリーブは萌芽力が強い
オリーブは生命力の強い木です。
萌芽力が強く茎(枝)のあちらこちらから芽が出てきます。
ヤシ類と違ってオリーブなどには茎にも生長点があるので、どこを切っても新しく芽を出し続けます。
画像のようにスタンダードにするため足元をきれいにするために、”ムダ毛”をカットします。
最終的にはベンジャミンのようにまん丸のスタンダード仕立てとはいきませんが、できるだけベンジャミン風に仕立てていくつもりです。
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