ガーデニングの花壇や寄せ植えの際におすすめの植物がヒューケラです。
けしてメインを張る植物ではありませんが、葉がきれいで種類も豊富。山野草の趣のある小さな花も咲きます。
脇役の存在ながら、植え方次第では主役級もこなせる植物です。
そんなヒューケラの育て方や夏に強い種類やおすすめしたい使い方を紹介します。
ヒューケラの育て方 ベランダで鉢植えが難しいのは夏
ヒューケラの育て方で一番難しいのは夏の置き場です。
このサイトでは鉢植えについての育て方になりますので、庭植の場合は基本夏の過ごし方に注意が必要です。
ヒューケラは山野草のツボサンゴの仲間でツボサンゴ属(ヒューケラ族)の植物。その中で色や形の美しい物を改良した物ではと思います。
山野草は基本的には暑さに弱いので、ヒューケラもマンション等のベランダで育てるには夏は涼しく日陰の場所でないと暑さでやられてしまいます。
私が勤務していた花屋はアルパインプランツ(山野草)の生産がスタートなので、ツボサンゴもよく店で販売していました。
当時は今のヒューケラのように葉も大きくなく色も赤茶系統のみでした。
いままでマイベランダではヒューケラの葉形やその色合いが好きなので何回も種類を変えて育ていました。ですが、すべて夏場の枯れさせてしいます。
夏場の日陰に置くようにしていましたが、それでもいつの間にか暑さで消えてなくなっています。
マンションのベランダは夏場の気温は相当上がります。日陰を作ったりベランダに直接置かないよう暑さ対策を行わないと暑さに弱いヒューケラは枯れてしまいます。
ピンクの小さな可愛い花で、葉だけでなく花も楽しめるリーフプランツです。それだけに色々な葉と組み合わせて楽しみたいのですが‥‥‥
そんな失敗の繰り返しでしたが、今年こそは夏越に成功しました。
ヒューケラの夏に強い種類とは
今年ヒューケラのの夏越しの成功しました。従来通り日陰に置いて育てて直置きしていましたが、枯れることもなく現在も元気です。
その種類というのはヒューケラ ドルチェのスウィートプリンセスです。
画像のラベルにも書いてありますが、夏の暑さ、直射日光に強い品種となっています。
以前からドルチェシリーズはありましたが、夏によ良い品種と記載されている種類はなかったと思います。
よもや今年の夏は暑さが長期的になかったからではないかと思いますが、他の植物数種が暑さで枯れているのもあったので確かに暑さに強い品種名だと思います。
これからの季節はヒューケラが園芸店で出回りますので、葉の色の違う品種を買って増やそうと考えています。
もちろん暑さに強い品種でまとめ行きます!
ヒューケラの使い方でおすすめは!
ヒューケラのおすすめの使い方は切り花にしてアレンジメントで使うことです。
寄せ植えや花壇の縁取りはいろいろなサイトで紹介されていますので、本サイトでは切り花としての使い方をおすすめします。
長めの茎が付いた葉を使えばミニブーケでも使用できますが、短い茎でもアレンジメントは使えます。
上の画像は自宅で生けたアレンジメントですべてベランダで育てた花を使用しています。
アレンジメントであれば茎が短い鉢植えのミニバラでも吸水スポンジ(オアシス)に生けることができます。
ヒューケラも色違いやいろいろなタイプを組み合わせると花が少なくても楽しめます。ヒューケラは葉もちが良いのでミニバラが咲ききっても、花だけを挿しかえればよいので慣れない方にも是非お勧めします。
ヒューケラだけでなくアイビーなどのグリーン物(花以外の葉)だけのアレンジでも楽しめます。春先のミモザなどの自宅にある枝物も組合せ、素材の長短(茎)でコントラストを付けてもオシャレです。
ヒューケラは高級切花?
花屋さんで切り花の仕入れをしてい頃ヒューケラの切り葉も出荷されていました。
ヒューケラって卸値が高いんです!
あんな小さな葉が当時の卸価格で1枚20円ぐらいしていました。
他のグリーンと比較しても面積あたりにの価格はハイクラスな切り葉です。
これは園芸店などで売られているヒューケラのポット苗が高いことからしょうがないのかもしれません。
なので自分で育て切り葉として使ってみることをおすすめします。
ヒューケラの増やし方は挿し木?
ヒューケラの増やし方は株分けが一番確実だと思います。
が、意外にも葉挿し(葉の挿し木)で増やすことができます。
挿し芽とも呼んでいますが、花の種から増やすよりも増えるのでは‥‥‥?
何年も前にヒューケラのアレンジを自宅で制作し、他の花が枯れて放置状態にしてあったのですが、ある日何気なく吸水スポンジを見てみるとヒューケラの茎から白い根が数センチも伸びていました。
直ぐに鉢に植えればよかったのですが、放置しっぱなしにしたところ水が切れて枯らしてしまいました。
あれはもったいないことをした今更ながら後悔しています。
なので、今回作ったヒューケラアレンジをそのままの状態で根が出るのか観察します。これから気温が下がる冬を迎えますので発根するか分かりませんが試してみます。
発根しなくても来春に今一度、ヒューケラの挿し木に挑戦します。
乞うご期待ください!
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