水仙の球根を水栽培(水耕栽培)と鉢植え栽培で、どちらが早く花が咲くか試してみました。
実は秋に水仙の球根を買っていたのを忘れ、12月に入ってから気づくという大失態をおかし、しかも球根が少し水分が抜けぎみで痩せた状態に。
果たして花が咲くよりも、途中で枯れてしまうのではないかという有様です。
そんな行き当たりばったりの計画でしたが、3月中旬に何とか花が咲きました。
水仙が咲くまでの記録をあわせてご覧ください。
水仙の球根は水耕栽培の方が成長が早かった
結果からいうと、水耕栽培の方が早く成長し花が咲きました。
先日の3月17日に見事初開花です!
クリーム色の花で品種名はフリーダムスター。
上品な淡い色合いで、うつむき加減に咲く容姿は水仙の学名ナルキッソスが語源のナルシストを連想します。
土に植えた鉢植え栽培の水仙はまだ花芽が出ていなく、芽の伸びぐあいもまだ10センチぐらいです。
水耕栽培の水仙と比べても伸びている高さが違いますが、たぶん時間がたてば水耕栽培よりも丈は高くなると思います。
水の中の栄養分よりも土の中の栄養の方が豊富にあるので、成長するスピードは遅いですが伸び始めるとたぶん大きくなるでしょう。
水耕栽培の水仙は室内に置いてあります。
外の鉢植え水仙よりも温かい場所に置かれているので、その分成長が早くなるから早く花が咲いたのでしょう。
水仙の水耕栽培の記録
冒頭ににも書いてますが、水仙の球根は買ってもしばらく買ったこと自体忘れており、気づいた時は購入から1か月以上が経過。
球根は水分が蒸散して一回り小さくなった感じでした。
二つの球根のうちわずかに緑色の芽を出している球根を水耕栽培用にしました。
ペットボトルをカットし飲み口を下に向けてその中に球根を入れ、コーヒーの紙パックに入れて閉じます。一週間光を当てないようにして芽を伸びるようにしました。
実際には芽が伸びるというより、根が伸び始めています。
一週間後より光に当てて栽培し始めます。出窓に置いていますので外よりも温度が高いですですが、夜間は10度以下に下がる出窓。
1月に入り芽も徐々に伸びだしています。
実はこの後に大変なことになるのです。
水仙の球根がカビにやられる!万事休すか
球根がカビに侵され、部分的に腐り始めています。
幸いなことに腐っていたのは球根のうす皮部分で、そこは手でかき取りニームオイルを180倍に薄めた液で塗布しています。
これで滅菌効果になるか分かりませんが、何もしないよりもましかなという気がします。
かびた原因は球根が水につかりすぎて、小さなキズが水につかった状態で恐らくそこからカビ菌が繁殖したのではと思います。
そのかいがあってか、カビと腐敗は食い止めました。
水仙につぼみを3か所発見
水仙のフリーダムスターにつぼみを発見したのは3月5日頃
それからあれあれよという間に伸び始め、3月10日には球根から3か所につぼみが出ています。
間もなく開花寸前の状態に
上の画像の16日から翌日には一つ目のつぼみから花3輪が開花。
薄クリーム色の上品ない色合い。
都内でも水仙はすでに開花が終わっています。
やはり開花が遅かったのは、栽培がスタートしたのが遅かったのが最大の原因と思います。
鉢の成長はかなり遅く、上の画像の状態です。
つぼみはまだ出てこず、果たして咲くのか少々疑問ですが……咲くことに期待しています!
この後、水耕栽培で花が終わった球根は土に戻そうと考えています。
水だけの栄養分では球根が太らないと思うんですよね。
水耕栽培だけで球根が太っていくのかも見たいのですが、栄養分の補給が難しいので土の戻した方がいいのかなと試案中です。
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