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カサブランカの花が開花!鑑賞する時に注意する事

ユリ
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カサブランカの花がやっと開花。

昨年の10月9日に鉢植えしてから約9カ月後の7月10日の朝、ベランダを見ると純白の花がうつむきかげんにひっそりと咲いていました。

前日の夜に確認するとつぼみの先端に切れ込みが入っていたので朝には開花するとは思っていました。

花が大きく見事なカサブランカの花は、開花後に注意することがあります。開花までの記録と合わせて紹介しますので、興味のある方は参考にしてください。

カサブランカの開花した後の注意

カサブランカの花が咲いた後に気を付けることがあります。

それはカサブランカの花粉です。

同じ大輪系のユリの中でもカサブランカの花粉は衣類につくと最悪です。

生花店ではカサブランカに限らずユリの花粉は全部取ります。

そのまま花粉を残しているとカサブランカの花弁に茶色い花粉が付き商品価値が下がります。

商品価値が下がるだけならまだ良いのですが、場合によっては花粉による汚れで損害賠償を請求される可能性があります。

生花店でユリの花粉は咲いていれば取り除きます。

一度、絵のモチーフとしてカサブランカを買いに来られたお客様に、花粉がなければユリの花ではないと苦情を言われたことがあります。

確かに花粉がないと「画竜点睛を欠く」と言われるかもしれませんが、自宅で咲かすカサブランカでも花粉を取り除くことをすすめます。

【カサブランカの花粉を取ることのメリット】

・風が強いと花粉が花弁に当たり汚れる。
・花が360度で咲いているので、うっかり後ろ向き等で花粉が付き衣類が汚れる。
・カサブランカの純白さが強調されキレイ。

最後のは個人的な感想ですが、とにかく衣類にカサブランカの花粉がついたら最悪ですので花粉は取り除きましょう!!

カサブランカの花が開くまで

6月2日時点でのカサブランカのつぼみは小指の先ぐらいの大きさでしたが、約一週間後の6月10ではさほど蕾の大きさ変わっていません。

6月10日

カサブランカの大きさに変化はありませんが、向きが片側に曲がっています。

いずれ真っ直ぐになるのでここは気にしませんが、6月15日になるとつぼみの向きが気になってきます。

6月15日

カサブランカのつぼみの向きが気になる!

上の画像で分かりますが、先端のつぼみ3輪が同じ方向を向いています。

このままだと美しい咲き方にはならないです!

ですが、今の段階で無理に曲げるとポッキっと折れる危険がありますので、もう少しふくらんでから向きを直すことにします。

6月30日

画像には撮ってありませんが、6月30日に支柱を立てて花向きを変えましたが、ひもで結んでなかったのですぐ外れ、その後結局雨のなか麻ひもでしっかり結んでいます。

7月10日の朝、カサブランカ1輪咲きました。

7月10日
7月10日

つぼみの向きが矯正され、きれいな形で咲きそうです。この日も雨で、カサブランカの花の中でミツバチが雨宿り中です。

7月14日

7月12日には3輪咲き、14日の今日はカサブランカ4輪が咲いています。

明日明後日には5輪目、6輪目が咲くでしょう。

カサブランカは花の向きが命!切り花の等級はそこで決まる!

切り花市場に出荷されるカサブランカの等級は主につぼみの向きで決まります。

カサブランカを立て真上から見て、つぼみが120度の間隔に近くつぼみの方向がむいていると等級が上がります。

我が家のカサブランカは支柱を立てて先端のつぼみの向きを変えました。

カサブランカの等級は上から「秀」「優」「良」の順になります。

長さは80センチ、90センチかL、LL表示になっているタイプがほとんで、花の輪数も5~6、6~7輪付きで出荷されます。

上から見ると六角形の頂点につぼみが向くのが良いのです。

これは見た目もキレイながら、下の画像のままで花が開くと花と花が重なりあってきれいに開ききれないからです。

自宅で花を鑑賞する時にはあまり気にならないかもしれませんが、市場ではそこでカサブランカの価値を判断します。

そういう花業界に身を置いていたので、どうしても自宅のカサブランカと言えども矯正したわけです。

カサブランカの病気その後

6月にカサブランカどうやら病気になったらしいと報告しました。

ユリが避けられない病気、モザイク病になったのでは懸念していましたが、どうやら杞憂だったか、あるいは進行が止まっているのかは分かりませんが、見た目には気にならない程度になっています。

このモザイク病をいろいろ調べると、とにかくアブラムシを寄せ付けいないことが重要だといろいろなサイトで警告しています。

また残念ながらユリのほとんどの球根は、このウイルスに侵されているといわれています。

ならば、残念ながらウイズコロナではありませんが、ほかの植物に拡散させずになるべく発症しにくい環境で育てていくしかないかなと感じています。

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