オリーブは庭や鉢植えで人気のある植物で、シンボルツリーとしてイタリアンの店先に飾ってあるのをよく見かけます。
そんなオリーブでも実を付けているのはあまり見かけません。オリーブの持つ地中海的な雰囲気のイメージ作りにマッチしているからでしょうか。
でも、我が家ではオリーブの実が付くことを楽しみにし、毎年実の付き具合で一喜一憂しています。
ですが、昨年度は収穫に失敗し、収穫0です。残念なことに‥‥
そんな失意の中で昨秋、新たにオリーブの苗を購入し数年後には実の収穫をもくろんだ品種があります。
「コロネイキ」という初めて買った品種です。
まだ1年もたたないこの品種が驚きの受粉率なんです。
オリーブ コロネイキの相性が良かった品種
まさか、去年苗で購入したコロネイキが2年目に花が咲き、実を付けることは予想していませんでした。
そんなオリーブのコロネイキと相性が良かった品種は
マンザニロです!
実を付けると言っても受粉したばかりで、ほんのゴマ粒ぐらいの小さな実が付いている状態です。
果たしてこのコロネイキが順調に育つかは分かりませんが、画像を見てもらうと分かりますが、花のほとんどが受粉してしっかりと小さな小さな実が付いていることが分かります。
ベランダにはオリーブの品種が5種類があり、ミッション、マンザニロ、レッチーノ、ルッカ、そして昨年購入した苗のコロネイキと今年の春に買ったネバディロブランコです。
ネバディロブランコはまだ花は咲かない幼木です。
上の画像では一緒に横一列に並べましたが、開花前にコロネイキはマンザニロ2鉢と一緒にして、他の鉢のグループと離れて置いてたので、おそらくマンザニロの花粉で受粉したのだと確信しています。
オリーブ マンザニロはコロネイキと相性は悪い?
コロネイキはマンザニロとの相性は良いのですが、マンザニロにとってコロネイキとの相性は悪いようで、受粉しているのは少ないです。
なんでかなと思いますが、よく考えてみるとコロネイキはまだ小さく花の付き具合は少ないので、当然花粉量も少ないわけですから。下の画像で比較してもこんなに株の大きさに違いがあります。
なので、単純にマンザニロにとってコロネイキは相性が悪いとは言えません。
来年以降にコロネイキが大きくなって花が沢山つき、同じ状態の下で受粉がどうなるかです。
オリーブのミッションやレッチーノ、ルッカの受粉は
コロネイキ、マンザニロのグループと分けてミッション、レッチーノ、ルッカのグループの受粉率をみるとコロネイキほど受粉率はあまり良くないです。
その中でもミッションの受粉率は健闘し、レッチーノはあまり良くなく、ルッカはまだ開花していないのもあり今後の様子見です。
レッチーノは今一の受粉率です。
あえてグループ化せずにひとまとめにすれば良かったのではと、今更ながら思います。
コロネイキとネバディロブランコのダブル仕立て
マンザニロと相性の良いコロネイキですが、そもそも昨年購入した理由は、1鉢に2種類のオリーブをダブル仕立てにするために買ったのです。
ダブル仕立てというのは、観葉植物のベンジャミンやパキラが2本から3本で1鉢に編み込んだ状態で販売されているタイプがあります。
あんな感じでオリーブを育てたいからです。
そのお相手はネバディロブランコです。
理由はオリーブは一種類では受粉がしにくいからで、1鉢に2種類植えれば良いんじゃないかという単純な発想です。
ですが今年の受粉を考えれば、ネバディロブランコが果たして良いのかという悩みが生まれたわけなんです。
できれば今年中にいっしょに植えたいのですが、どうしようか悩んでいます。
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