2月に購入した胡蝶蘭が8月中旬すぎた今でも咲き続けています!
ミニ咲きタイプの胡蝶蘭ですが、順々に花を付け楽しませてくれています。
黄色の花の胡蝶蘭で、見るものに活力を与えてくれています。
7月にアクシデントがあり、それがなければ開花期間はもっとさらに伸びたことと思います。
そんな胡蝶蘭を紹介します。
胡蝶蘭の開花期間は6カ月が経過
胡蝶蘭を前回紹介した時は開花2か月ぐらいの4月中旬でした。
それから4カ月過ぎた今も花を咲かせています。
上の画像は今の状況です。
では前回の2か月後からの開花の進み具合を画像で紹介していきます。
最初に咲いた花の下に胡蝶蘭の脇芽(側枝)が伸び始めています。
脇芽が伸び始めていくのと同時に、主枝の先端(画像の右上)にツボミがいくつかのぞき、今咲いている花が咲き終わるとこのつぼみが新たに成長し咲き始めます。
主枝の先端のつぼみがかなり大きくなり、すでに最初に開花した花は3輪ほど咲き終わりました。
同時に脇芽の側枝がつぼみの成長とともに伸び始めいる。
主枝の先端にある花は赤のラインが入り、黄色一色の今まで咲いていたのとは違います。交配した花の遺伝子がなせる業でしょうか。
脇芽の側枝には最初の花が咲きだす。
●ピンチ!突風が吹き花が折れる
外の風が強かったにもかかわらず窓を開けていたため、突風に対処ができず胡蝶蘭は真っ逆さまに出窓から落ちて主枝と側枝が折れてしまうアクシデントが!
それで接ぎ木用のテープを巻いて何とかくっ付けさせようとしましたが……
何とか首の皮一枚で水分を運んでいましたが、充分に先端まで行きわたらずに2週間ほどで主枝の花は終わってしまった。
これがなければ先端のつぼみがさらに伸び続けていると思います。もちろん環境等の条件が合えばの話ですが。
画像7.26
二週間後にテープを剝がしてみると側枝も首の皮一枚。
なので同じように水分が行きわたらずに残るは一輪のみの状態になり、その代わりさらに下側に側枝が出てつぼみがふくらんでいます。
2輪だけですが、7月後半から花が咲き始めています。
側枝の先端の芽になります。この芽が条件が合えばつぼみとなって伸び始めますが、この夏の時期では気温が高いので花芽となって伸び始めるのは来シーズンになるのではと思います。
胡蝶蘭の育て方は花が終わったらスタートです!
胡蝶蘭はほとんどの方はギフトでもらう場合が多いと思います。
誕生日や開店祝いなどの慶事のお祝い事や、少ないですが弔事などでお供えとしても利用されます。
そのほとんどは咲き終わった後は再生されることなく、処分される場合が多い。
これもったいないです。胡蝶蘭は花が終わったら、そこから次の開花のためのスタートになるんです。
胡蝶蘭の花が終わっ たら、どうするか?
胡蝶蘭は3本立ちのタイプが多く、その場合は一株づつ株分けしできれば素焼き鉢に植え替えします。
そして花を咲かせるには次の3つの方法があります。
●胡蝶蘭を再生し花を咲かせる三つの方法
・花の咲いていた茎をそのまま残す。
・花の咲いている茎の節の上1センチぐらいのところでカット
・花の咲いている茎の根元からバッサリとカット
この三つの方法です。
上から花が咲かせやすい順番です。
茎の状態で一番目と二番目が変わることもあります。概ねこの順になりますが、見映えになると逆で見栄えが一番良いのであれば下からになります。
説明が足りてませんが、どこかで詳しく説明したいと思います。
そんな胡蝶蘭ですが、洋ランの中ではシンビジウム、デンドロビウムに次いで温室がなくても花が咲かせやすい蘭です。
高価な花なので一般の家庭で咲かすのは難しいと思う方が多く、花が終わったら捨てられる運命。ギフトでお届けした際に終わった胡蝶蘭の回収を依頼されることが多いですね。
置く場所があれば、再生して胡蝶蘭の花を咲かせてみませんか!
切り花で価格的に安いデンファレやオンシジウムは意外に胡蝶蘭よりも家庭では花を咲かせるのは大変難しいんです。
お買い得なラン類は台湾や東南アジアから輸入で入ってきます。現地では日本のような温室は必要がなく、それ程手入れしなくても咲いてくれんです。
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