バラの植替えを昨年の12月に行い
4月後半にキレイに形よく咲きました!!
今年もバラ専用の土と肥料を施しました。
その結果が……
ジュリアの咲き方が好き
ジュリアの花型というか咲き方は、高芯咲きになります。

個人的にはバラの一番バラらしく気品ある咲き方だと思います。(あくまでも個人の感想です)
花屋さんにいる時も咲き方の中では一番好きでした。

わたしが花屋さんに入社したころバラの切り花はこの高芯咲き、なかでも剣弁高芯咲きの品種がほとんどでした。(40年の前の話ですが)
その影響がたぶんにあると思いますが、気品ある孤高の咲き方だと思っています。

しかし、今のご時世では剣弁咲きよりもカップ咲きやロゼッタ咲きの品種が、市場では人気があるようです。
イブピアッチェの香しい匂い
イブピアッチェは切り花からの挿し木で育てており、ダマスク系の香りがする花です。

ただ私のイブピアッチェは切り花で販売されているものと比べ、香りはやや弱いです。挿し木からの増殖によるものか…分かりませんが。
それでも香しい香りをあたりにふりまいています。
バラの香りは
バラの品種はとても多く登録されているもので数万種と言われています。
なので、バラの香りは多種多様です。
花屋さんで扱った品種だけでも100種類くらいはあったかなと思います。

その中で香りを大雑把に分けると、化粧品などに使われる成分で甘い香りがするダマスク系のばらと、よく言われる青リンゴの香りがすると言われるティー系に分けられる。
これは実際にバラを販売していた頃の単純な香り分けです。
バラのガイドブックにはもっとたくさんの香りで分けていますが、一般の人がそこまで美妙な違いを分かる人は少ないでしょう。
科学的に成分で分類することは好事家と言えども必要ないでしょう。
イブピアッチェ命名の由来
バラのイブピアッチェは微妙に違う呼び名で、イブピアジェ、イブピアジュとも呼ばれています。
違いは人の呼び名もそうであるように、日本的な呼び方にするか言語に近い呼び方にするかです。
イブピアジェだとどこかで聞いた名前ですよね。
そうです。あの有名な高級腕時計ブランドの名前にピアジェがあります。
バラのイブピアッチェは、バラの作出で有名なフランスのメイアン社が1982年のジュネーブ国際バラ新品種コンクールで、金賞および芳香賞等を獲得したバラの名前です。
そして、このバラを「世界でもっとも美しい芍薬咲きのバラ」とコンクールの審査をつとめたスイス高級腕時計「PIAGET」(ピアジェ)社のイヴ・ピアジェ氏です。
この言葉を請けてだと思いますが、メイアン社がこのバラをイブピアジェ(イブプアッチェ)と命名しました。
ちなみにピアジェ社では、このイブピアッチェをモチーフにした超高級腕時計を限定製造しています。
腕時計というよりも工芸芸術品ですね!
だから、イブピアッチェの香りをかぐと気持ちが快くなります。
イブピアッチェとジュリアの植替えの土と肥料
バラを数種類鉢植えで育てています。
イブピアッチェとジュリアが早咲きで一番花が咲き終わりました。
今年はとくにジュリアが昨年よりも花が大きく4輪咲き、色も茶系色を代表するジュリアっぽい色になりました。
イブピアッチェも昨年よりも大きめの3輪が咲き、香りも含めて楽しませてくれました。
使用したバラの専用土は「プレミアローズ」で、肥料は「バイオゴールドクラシック元肥」と「マグアンプK」です。

この土を肥料の組み合わせが良かったのか、この2種類に関しては概ね満足です!
去年も専用の土、元バラ公園長の開発した「土づくり研究所つち」と専用肥料の「YAMAMOTO‐X」を使用しましたが、配合の量や比率が悪かったのか、散々たる結果になってしまいました。
なので今年はオーソドックスな土と肥料をと思い、土は楽天で一番人気のバラ専用土を使い、土は京阪園芸の小山内氏が推薦する肥料の組み合わせです。
この組み合わせはおすすめですよ!
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