ベランダガーデニングでは野菜のゴミを堆肥にして利用しています。
かぼちゃの種やワタの不要部分を、ほかの野菜くずと一緒に乾燥させてたい肥になるように作っていたところ、そこからかぼちゃの種が発芽していました。
早く堆肥のなるように4、5日天日干しにし水分を飛ばして容器に入れふたをし、しばらくしてから開けたところ、かぼちゃの種から双葉の芽が元気に顔を出していたのでビックリ!
スーパーでニュージーランド産のかぼちゃだったので、よく芽が出たなと感心。
でも考えてみたら不思議でもなんでもない話で、普通に種から発芽しただけ。果たしてこれからどんな成長をしていくかその栽培記録を紹介していきます。
かぼちゃの種が堆肥から発芽
この時期は日本の裏側にあるニュージーランドでは、秋の味覚のかぼちゃが旬の時期なんでしょう。スーパーで手軽な価格で販売されています。
この発芽したかぼちゃもそんなニュージーランド産のかぼちゃでした。
腐葉土やぬか、微生物入りの「えひめAI-1」を使い、野菜くずのゴミとなる部分を天日干しにしたものを使いたい肥化しています。
まさか、かぼちゃの種から芽が出るとは思ってもみませんでした。種も野菜くずと一緒に4、5日天日干ししたのでちょっと無理ではないかと・・・・
でもふたを開けてみれば芽が出ており、かぼちゃの種の半分ぐらいから芽が出始めていました。
せっかく発芽したかぼちゃなので4芽ほどベランダ栽培することにし、秋の収穫が楽しみです。
かぼちゃのベランダ栽培
発芽したかぼちゃの苗をビニールポットに入れ、鉢に移植できるまで育てた期間の約1カ月の記録画像になります。
5月15日に発芽を発見してその4日後、かなり成長してきたのでビニールポットに移植。
その約2週間後の6月2日に10号と8号サイズの鉢に植えこみ。
残った2株は青じそなどが植えてある他の鉢に植えこんでいます。
で本日の状況がこんな感じになっています。
さすがに他の鉢と一緒にうえた2株のうち1株は今日8号鉢に単独に鉢植えしました。
植え替え後はしなだれていますが、すぐにスキット立ち上がります。
かぼちゃの栽培は1本立ち?それとも2、3本立ちか?
ベランダで鉢植えする際にカボチャの仕立て方は果たしてどうすれば良いか。
1本立ちなのか?
それとも2本立ち?
と言うわけで実際に試してみることにしてみます。
基本的には鉢という限られたスペースの中で育てるには、せいぜい2本ぐらいが限界ではないかと思います。
なので1本と2本で実際に育てて行きます。
●かぼちゃには雄花と雌花がある
かぼちゃは仲間のキュウリと同じく実のなる雌花と、実がつかない雌花があります。
雌花の数は雄花よりも少なく、そのためかぼちゃを2本仕立てや3本仕立てにし花の数を増やし、かぼちゃの収量を増やすため2本3本仕立てにするわけです。
ですが、畑に植える場合はそれでよいのですが、栄養分が限られる鉢植え栽培は8号から10号ぐらいのサイズでは実の大きさにもよりますが、せいぜい3個から5個が実らせる上限ではないかと考えます。
なので、あまり仕立てを増やさずに1本と2本で栽培することにしました。
農家さんの中でも仕立て数はいろいろとあるようで、同じ2本仕立てでも親づるの先端を止めて2本仕立てにしたり、親づるともう1本の脇芽で2本仕立てにする方もいらっしゃいます。
農家さんはご自身の経験上一番慣れている仕立て方を選ぶという事だと思います。
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