ほうれん草の種をプランターにまいて育てていました。
半分ほど収穫した後に、残された半分のほうれん草があのワルどもに食い荒らされた。
ボロボロの食い荒らされたほうれん草。
果たして復活なるか!
原因となるワルが付きにくくする方法や、ほうれん草の収穫までの記録とボロボロになった後に復活するか・・・
途中経過を含めて紹介します。
ほうれん草のプランターに来る害虫の正体
ほうれん草を食い荒らすワルは、夜盗虫(ヨトウムシ)。
その名前とおり夜に出没する盗人のように、昼間には正体を見せません。
モンシロチョウの幼虫の青虫であれば、明るい時間帯に姿を見せますので駆除はしやすいのですが、このヨトウムシは夜でないと現れませんので、捕獲するには懐中電灯で探さないと見つけられないのです。
こんな虫がほうれん草の葉をムシャムシャと食べているのです。憎いですね。
見た目にも虫の模様がえぐいですね。同じえぐさでもアゲハの方が可愛いです。(個人的な見解です)
このワルどものヨトウムシが、合計5匹見つけ捕獲しました。深夜の9時過ぎの時刻です。
毛虫ではなく、毒を吐くわけではないので指で摘まめば良いのですが、風呂上りという事でもありピンセントで摘まみ捕獲しゴミ袋に入れ処分します。
数ミリの大きさでしたら、手でつぶしたりしますが、結構な大きさで太さもありさすがにそれは出来ません。
ほうれん草の害虫対策ーヨトウムシ編
ヨトウムシは夜になると土の中から出てくる蛾の幼虫の総称して呼ばれますが、おもに土色したヨトウガの幼虫が多いです。
ヨトウガが来て卵を産み付けるとこから始まりますので、防虫ネットでプランターや鉢を覆えば蛾を寄せ付けませんので、それがおすすめです。
農薬を使う場合にはオルトランの顆粒タイプがあるので、これを土に適量をまきます。
農家も一般的にオルトランの水和剤を使いますから、使用法を間違わなければ特に問題はないです。
無農薬の表示のないスーパーなどの野菜は、すべて適量の農薬を使っていますので。
ほうれん草に来るヨトウムシを無農薬で阻止するには
そうはいってもなるべく無農薬で育てて、安心して食べたい場合の対策としては以下の方法をおすすめします。
・木酢液
・ストチュウ水
・ニームオイル
・ニームケーキ
この三つは全て忌避剤として希釈して使用します。農薬に比べれば殺虫力はないと思ってください。
木酢液がコスト的には一番お手頃ですが、私としての一番押しはニームオイルを希釈したスプレーです。実際に害虫にスプレーするとコガネムシやカメムシは嫌がります。
先日鉢を移動した際に鉢底に隠れていたゴキブリを、ニームオイルスプレーを連続して浴びせ続けた結果、ゴキブリは息絶えたのでした。
これをまじかに見た時、ニームオイルのパワーはすごいと思いました。と言うのは家でゴキブリが出た時に、キンチョールをスプレーしても何の変化もなく、素早く逃げさっていきましたから。
ニームオイル以外でも土の中に粉末のニームケーキを混ぜると忌避剤としても効果的です。
ほうれん草の初収穫からヨトウムシ被害後は
ほうれん草は9月15日に種をまき、初収穫は10月27日でした。
収穫までの期間は43日で約6週間かかりました。
既に収穫前にほうれん草はヨトウムシに食われた形跡があります。
上の画像は収穫したほうれん草の葉で、この時に既にヨトウムシに食われていますが、これは一緒に植えた小松菜の食害を見つけた時点で、ヨトウムシを駆除していますので、これ以上の被害はないと思っていました。
これが甘かった。
既に小さなヨトウムシが収穫時の土の中に潜んでいたのです。この時点でニームケーキを土にまいたり、まめにニームスプレーをほうれん草にスプレーをしとけばかなりのヨトウムシを駆除できたと思います。
ヨトウムシ侮るなかれです!
ヨトウムシの被害後に復活した,ほうれん草
10月27日のほうれん草の収穫後の11月8日に駆除を行い、11月11日の朝に撮った画像が↓になります。
葉が食いちぎられボロボロです。
ボロボロの葉をカットして何とかなりそうな葉を残してみました。
そして6日後の本日11月17日の現在のほうれん草です。
何とか復活している感じで、葉がわずかですが伸びて成長しています。
年内は無理かもしれませんが、ほうれん草の成長を待つばかりです。
ちなみに、11日にほうれん草の種をまいていますが、発芽には気温が低いのでまったくほうれん草の芽は出ていません。
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