ステビアからシロップを作ろうと思い、9月になってはいましたが苗を購入して育てることに。
購入した苗の大きさでは成長しても年内のシロップづくりは難しいだろうと思ってはいました。でも、何とか十数枚のステビアの葉を収穫してシロップづくりに挑戦です。
ステビアの株はまだ苗なので小さく葉も少ないので何回も収穫は出来ず、2回ほどシロップをつくりハーブティーに入れて飲むと‥‥‥。
結果からいうと、砂糖の200倍の甘さは感じられません。
初めてであり、まだ収穫する量も少ないので来年にいろいろと試そうと思っています。
今回は初めて挑戦したステビアのシロップづ作りを紹介します。
ステビアのシロップづくりは成功?
ステビアのシロップ作りは鍋があれば簡単にできるので、ビジネスとして本格的に作る物とは違い、200倍と行かなくても砂糖と同等の甘さを期待していました。
ですが、実際にできたステビアのシロップは甘みは感じますが、砂糖の倍の甘さにもなっていません。
上の画像にあるステビアの葉を20枚近く鍋で煮詰めて抽出しています。
ステビアのシロップ作りはネットで調べると色々な作り方がのっています。
今回挑戦したのは、食品メーカーS&Bのホームページに掲載された方法。
食品メーカーであり、ハーブも自社農場で栽培し信頼度はバッチリなので参考にしてシロップを作ってみました。
ステビアのシロップづくり
下記の方法でシロップづくりに挑戦しました。
(1)ステビアの葉を数枚~十数枚採って、水で軽く洗います。
(2)ミルクパン、あるいは小鍋に100ccの水を入れて、火にかけます。
(3)沸騰したら、ステビアの葉を入れます。
(4)30秒間火を入れ、一度味見をします。甘みを感じたら、火を止めます。
実際には30秒で味見しもの足りなかったので30秒増やし、合計60秒を火にかけました。
シロップが冷めてからあらためて舌でなめてみると、せいぜい砂糖水ぐらいになったかな・・・というぐらいの甘さです。
S&Bのホームページにも季節や葉の量でも甘みは変わってくると書かれています。
それと甘さでではなく、ステビア独特の表現しにくい味が甘みにミックスされます。
ステビアのシロップを使ってみた
ステビアのシロップを砂糖の代わりとして紅茶やコーヒーに入れてみました。
S&Bのホームページにも、コーヒー、紅茶、ハーブティーで楽しめると利用法として紹介されています。
で、実際に紅茶やコーヒーに入れてみたところ・・・
紅茶やコーヒーに入れてみたら味は・・・
紅茶もコーヒーも独特の渋みや苦みのある飲み物です。
まずは紅茶に大さじ一杯入れてみると、紅茶の渋みが薄くなりますが甘みは感じられません。
大さじ一杯追加し味見すると、渋みはほぼ消えてやや甘みは感じられますが、ステビア独特の甘み以外の味が感じられます。
紅茶の特有の渋みが好きな人には、ステビアのシロップを入れるのはあまりお勧めしません。
コーヒーも同じようにシロップを入れることで特有の苦みが消え、ステビアの甘み以外の表現が難しいのですが、生臭さというよりプラスチックの匂いが入ったような味がします。
一緒に飲んだ妻は、シロップを入れたプラスティック素材の計量カップの匂いじゃないのと言っていましたが、溶け出すようなものを素材として使うことはないと思うので、これがステビア特有の味ではないかと思います。
ミント&ステビアティーで飲む
紅茶、コーヒーにステビアシロップを入れても期待する味にはなりませんでしたが、ハーブティーとして試してみました。
方法はミントティーの中にシロップを入れるのではなく、生葉のミントとステビアを茶こしに入れてハーブティーにして試飲してみました。
これは、おすすめです。私的には。
ティー全体の味がミントで囲まれ、ステビア特有の味がかき消されてほんのりとステビアの甘さが出ています。
ハーブティーの好きな方にはおすすめです。
前に一度ミントとバジルの葉を入れたハーブティーを作って試飲しましたが、バジルの味がミントの味に覆いかぶさりミントの香りを消してしまっていました。
ちなみに葉の量は半々にしての味です。
ステビア&ミントティーの作り方
ハーブティーの作り方もネットで検索すると色々な方法があります。
今回は標準的と言いますか、一般的な作り方で試してみました。
●ステビア&ミントティーの作り方
(1)ステビアの葉をとミントの葉を数枚~十数枚採って、水で軽く洗います。
(2)ステビア&ミントを茶こしとカップにセットして入れて熱湯を注ぎます。
(3)おおよそ3分間蒸らして茶こしを取り除きます。
とても簡単ですが、これでできあがりです。
お茶の色も薄いミントカラーで、味もミントのさわやかな香りと味が鼻孔を刺激します。
紅茶やコーヒーではなく、私的にはハーブティーとしての使い方をおすすめします。
ステビアのシロップづくりは失敗?
結果的にはステビアのシロップ作りは失敗ではありません。
今回ステビアの苗は9月から育てはじめ所なので、いろいろな方法でシロップづくりを試すことができませんでした。
ステビアの栽培は初めてで、春に買って育てていればもっと大きくなって、いろいろと利用できたのにと少し後悔しています。
シロップ作りはもっといろいろと試してみたかったのですが、3ヶ月で大きくなるわけではなく、来年のために株を大きくするしかありませんね。
収穫の時期にもシロップ作りには関係があるようだし、使用する量や生葉や乾燥した葉との違いなども来シーズンには比較してまた新たに結果を紹介いたします。
なので、ステビアのシロップ作りは来期に続きますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。
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